おはようございます。「百星の会」事務局の関場です。昨日は、おかげさまでまたひとつ、忘れられないキラキラした思い出の日が増えました。
 お忙しい中、駆けつけてくださり、本当にありがとうございました。ドラネコさんにおかれましては、体調が”胃カメラのせいで”優れない中だったので、大丈夫だったかなあ、お家にも無事帰れたのかなあ…と心配していたのですが、HPを見て、ビックリ!もう、ブログも音声もアップされてる〜!スゴイですねえ、このエネルギー…。
 私が、帰宅してすぐバタンキューしてしまったのに、ドラネコさんは、遠いご自宅までお帰りになったあとに「滝野川かるた会」の子ども達との約束まで、きちんと果たされたのですね。すごい!
 そして、昨日は、目の見える人たちと「四人一首」が出来たことで、正直に申しまして
「視覚障がい者は、”視覚障がいに甘えてる”っ!もっともっと、速さもスピードも、聞き取る力も、伸ばすことが出来るのに、”目が見えないから、これくらいでしょうがない”と、本人も周りも思ってしまう。」
と、嬉しい悔しさを感じました。子ども達のエネルギーに、教えられたと言いますか、ドラネコさんが感想でおっしゃっていた
「真剣に勝負していて、僕に向かってきてくれることが嬉しかった」
あの言葉の通りで、誰一人として
「目が見えないのに、すごいと思いました」
という、必ず言われる感想を、言わない。皆、勝つために来ている、あのまっすぐな情熱と、勝負の後の、楽しそうな笑顔と歓声。
 昨日は、目が見える人たちに
「見えなくってももっと、伸びることが出来ますよ」
と、逆に、教えて頂いた気がしました。(個人的に私自身も、これまでずっと”私がドラ猫さんに負けるのはしょうがないよな〜と思ってきたのですが、小山先生は、初戦で勝っちゃったのですから、焦りました。私自身も、”見えてる人は、見えない人には勝てないよ”ということに甘えて、可能性にフタをしていたんですね)
 見えない人・見えにくい人・普段は見えている人がかるたを通して、真剣に相対せる、「四人一首」は素晴らしいです。
 ドラネコさんの偉業に、ますます感謝です。


ドラネコからの返信
 関場様、いつも楽しい場や、さまざまな人との出会いをコーディネートしてくださり,本当にありがとうございます。
 それにしても楽しかったですね。
 ところで小山先生との勝負。あの方は真の勝負師です。最後、残り2枚で読まれた札を取った方が勝ち……という状況で、5割の確率にかけてドラネコ陣の右端に,床を滑るようにして突き手で突っ込んできました。
 小山先生、
「読まれた札が狙っていた方だったから取れた」
とおっしゃっていました。ドラネコはオテをしないことばかり考えて、両方の札どちらが読まれても反応できる構えを取りました。結果,完全にやられました。勝負の勘所というか、心の微妙なもち様で負けました。
 へっへっへ、しかぁし!小山先生、次は負けませんにゃぁ!
 勝って負けて,負けて勝って、悔しさが楽しみに変わったとき、真の勝負師への第一歩を歩み出せるような気がしています。
 今後共応援、よろしくお願いします。また一緒にバリアフリーかるたを全力で普及させていきましょう。
 今後共よろしくお願いします。