今回も,読み手はわが親友,お茶の間かるた会専属読手の南沢さんが担当しています。
 最初に序歌が読み上げられ,続いて取り札が読まれます。場にある取り札が読まれる時は,上の句の後,約20秒開けて下の句が一回読まれ,次の句へと移っていきます。競技者は上の句と下の句の間のインターバルで,次の札を追加し,場にある四枚の札の配置を覚えてください。
 場にない札(空札)が読まれる時は,上の句に続けて下の句が二度読み上げられ,次の和歌の朗詠へと移っていきます。
 追加する札がなくなったら,場にある札も,上の句に続けて下の句が二度,繰り返し読み上げられ,場にある札が残り一枚になるまで読み続けられます。
 以上のことを念頭に,繰り返し四人一首を練習してみてください。