ここでは点字・拡大文字付き百人一首の会〈百星かるた会〉の八つ橋型札について御紹介します。
 この札は,ゲームのトランプと同じ大きさで作られていますが,京都の銘菓である八つ橋(おせんべい)のように曲がっていることから,この名がつけられています。
 京都ライトハウスから発売されている,視覚障碍者のための競技かるたの台にぴったりはまる大きさで,台から札が取りやすいように作られていることが,一つの特徴です。
 また,対戦する二人の間にその札を置いた時,双方が自分の座っている場所から点字あるいは拡大文字を読むことができるように作られています。従ってこの札は,二人の競技者が,読まれた札をどちらが速く正確に取るか競い合うのに適しています。
 拡大文字は,黒字に白抜きで印字されており,弱視の方に,読みやすいと,大変好評です。
 競技を行う際は膨らんだ面(表面)を上にして置きます。その面には下の句の決まり字(他の和歌と判別するための最初の数文字)及び和歌番号が,点字と拡大文字で記されています。
 裏面には上の句の決まり字が点字と拡大文字で記されており,下の句のみを読んで上の句を想いだすことの難しい方でも,抵抗なく札を取る練習に使うことができます。
 なお,この札の体験用サンプルを御希望の方は,下の専用アドレス
info@doranekokaruta.raindrop.jp
まで,以下の情報を書き添えてお申し込みください。体験用瓦型札十枚と,練習用CDを,送料のみでお分けします。
・申込者氏名
・使用目的
※ご自身が視覚障害があって,バリアフリーかるたを体験したい,あるいは家族や友人,その関係者に視覚障害者がいて,百人一首の世界を楽しんでもらいたい等。
・送付先住所