いつも『耳で楽しむ名作劇場』をお楽しみくださり,本当にありがとうございます。
 さて,朗読のトップページでもお知らせしたとおり,第四回『杜子春』以後,読み聞かせのページに限り,音声の再生方法を変更させていただきます。
 今までは再生のリンクをクリックすると,直接,朗読を聴くことができたのですが,第四回以後は,再生のリンクをクリックすると,画面に再生ボタンが表示されるようになり,それをクリックして初めて,朗読が再生されるようになります。
 視覚障碍者でパソコンを使用されている皆さんは,再生のリンクをクリックした後,タブキーで『再生』と読み上げるところまで進み,エンターキーを押してください。
〔変更の経緯〕
 今までは,再生のリンクをクリックすると,お使いのパソコンやモバイル端末に音声ファイルがダウンロードされ,パソコンやモバイル端末に取り込まれた音声ファイルを再生する形となっておりました。ですから第一回から第三回までは,再生されている朗読の音声データを,アプリケーションのメニューボタンから「名前をつけて保存」で,端末本体に保存し,オフラインでもいつでも聴くことができる状態でした。また,CD等に焼いて,第三者に提供することも可能でした。もちろん第一回から第三回までの朗読の音源については,今後ともCDに焼いて配布する等の方法で,大々的に宣伝していただいてかまいません。
 ですが,朗読のみが独り歩きしてしまうことを避けるため,このHPを訪れれば聴くことができる,逆を言えばこのページでしか聴くことができないという形を取らせていただくことにしました。
 そもそも私のネット上での朗読は,新型コロナウィルス流行により,自宅学習を余儀なくされている子供たちに,学びの機会を提供することを念頭に作成しております。
 ですから,ただ朗読をほんの少し聴いて通り過ぎるのではなく,学びのヒントをたくさん得ていただきたいと願うのです。このページを訪れて,私の朗読にアクセスし,ついでにいろいろなページをのぞくことによって,私の,声に託す思いや願いを,一人でも多くの方に感じていただけましたら幸いです。

南沢 創