今日は蛹の生存確認と,4頭の幼虫のマット交換,ついでにオオクワガタの幼虫の新しい菌床ボトルへの入れ替えを行いました。
まず蛹の生存確認。極寒の我が家には,雌雄1頭ずつの,順調に育っていれば蛹……が,いるはずです。
早速冬場は23度で安定しているスチロール箱の簡易温室からQ-BOX40を取り出し,慎重に掘ってまいりますと……。
な,何と,1匹の幼虫が蛹室も作らずに,ミイラになっていた!!!あぁがっくり。
夏の過酷な暑さを,エアコンなしで乗り越えた猛者なはずなのですが,それで体力を消耗して蛹室を作ることができなかったのか,はたまた遺伝的にそんなに丈夫ではなかったのか……。死後2か月程度経っているものと思われ,縮んでいるので,雌雄の判別は私の指先の感覚ではつきませんでした。
さて,気を取り直して,ゆっくりゆっくりと腐葉土をどけてまいりますと……。ありました,ありました!!ダチョウの卵……いやいや蛹室。早速どてっぱらに右手の人差し指だけ入る穴を開けて,指先でツンツンと。
いました!いました!元気な蛹。盛大に体をくねらせています。ただし触れることができるのは背中の一部だけ。オスなのかメスなのか,わかりません。まぁ無事に出てくれば,どちらでもよしとします。
次。4頭の幼虫のエサ交換。一昨年11月生まれの幼虫君たちということで,昨年2月にお譲りいただいた幼虫君たち。こちらも夏の暑さをエアコンなしの屋外で越えています。そうするとやっぱ環境が厳しすぎて,大きな成長は望めませんわね。んでもってこちらは動画で撮影してもらってありますので,あとはそちらをご覧ください。

○ヘラクレスヘラクレス幼虫のエサ交換!!

ついでにオオクワガタの幼虫君たちのボトル交換の様子も動画で撮影してもらっています。こちらは兵庫県猪名川町肝川産の親から生まれた,昨年9月12日に菌床ボトル1本目投入の幼虫です。全部で8頭の兄弟姉妹を飼育していますが,全盲者のクワガタ幼虫飼育は8頭でせいいっぱい。その理由は,動画をみていただければお分かりいただけると思います。うわぁ,めっちゃ大変!!って状況がお分かりいただけるのではないでしょうか……。そのほんの一部を文章で披露しますと。まず菌床内部は,ガチガチの塊でして,それを素手で掘っていかないと,棒か何かで掘ったら,まず間違いなく幼虫をつぶしてしまいます。そして思い通りに育っていない幼虫も,中にはおりまして……。何と3か月も菌床ボトルの中にいて,結構食べ跡もあるのに,まさかまさかの体重1グラムって,何ヤネンそれ!!ってやつです。とにかくその奮闘ぶり,ご覧ください。

○オオクワガタ幼虫のボトル交換!!

何はともあれ,いつか本を書こうと思っている身,面倒くさがらずに,いろいろやってまいりますので,お時間ある時にお読みいただけましたら幸いです。