令和5年12月28日 木曜日 最近の出来事
 12月の頭に,学校の階段を上る際,左足の膝頭(お皿の部分)を,出っ張った壁に,ほどほど強くぶつけてしまいました。
 そういうことはしょっちゅうあるので,放っておこうと思いました。ところが……。
 日に日に痛みが増してきて,こりゃヤバい状態に。医学書を含めて膨大な本を乱読している私は,その状況を冷静に分析してみました。
「ぶつけた部分を中心に炎症が起きて,それが刺激となって,潤滑駅が大量に分泌され,それがたまった状態になったんだろう。こりゃぁ整形外科で水を抜いてもらえば大丈夫!!」
なぁんの根拠もない自信で,自分自身を励ましつつ,妻に手を引かれ,12月23日の午後に,大きな形成外科を受診。いやぁいやぁ世の中にはこんなにも足や腰や背中の痛みに苦しんでいる人がいるんかい!?と,腰を抜かさんばかりの患者,患者,そして患者。
 そんな中,レントゲンで精密検査。結局のところ,私の妄想自己診断はドンピシャ大正解!!ところが私の症例の最新治療は,私の思い描いたものとはかけ離れていました。今はこの症例では,水を抜いちゃぁダメなんだそうです。理由は,抜いてもまたすぐに水が貯まるから……だそうで。内服薬とシップで腫れを完治させて,体に水が吸収されるのをじっくり待つのが正解とのこと。
 治療から5日経過して,腫れは引いてきて,痛みも取れてきたのですが,足の水はまだまだ貯まっているようで,電車にのって同じ姿勢で1時間座ると,めっちゃつらい!!冬休みに入り,連日,長距離を電車に揺られる生活をしており,立ったり座ったりしながら,足の水と戦っています。

令和5年12月27日 水曜日
 どうやらこの日記は,長期休業に入らないと更新する時間が取れないらしい……(すみません)
 とりあえず元気ですよ!いろいろありましたが。
 そういえばパソコンを新調しました。5月に某アマゾンで,中古の再生成備品パソコン(国産有名メーカー製?)を,47800円でゲットしたのでしたが,何と,視覚障碍者用の音声化プログラムをインストールしている最中に,ケムリが出てきて,内部で派手にショートして,それっきり劇場!!となりました。
 次に,9月に,ヒューレットパッカードの中古パソコンを7万5千円でゲット。これは,キーの打ち心地がとてもよろしくて,半ば快適に使えました。でもCPUの速度が4ギガバイトと小さいため,速度には不満が残りました。合成音声をかませてワード文書を作ろうとすると,キーの反応が遅い遅い……。多少のストレスが残りました。それからメール作成時に,何だか変な文章を勝手に読み上げて,邪魔をしてくる,これはいまだに解決策が見つからずにいます。でも,本体の重量が軽くてコンパクトな上に,バッテリーのもちはとてもよいので,外出時に電源コードを持ち歩かずともよいという利点があります。何より,休止状態にして持ち歩きながら,USBポートから携帯電話やらICレコーダーを充電できるのは,めちゃくちゃ便利。
 さて,それまで使っていたノートパソコンですが,昨年まで清原東小学校のパソコン指導員をしていたM先生という年配の先生が,CPUとメモリーをそっくり交換して,使えるようにしてくれました。ワードとエクセルは使えなくなってしまったのですが,そのほかはそっくり使えるようになりました。そこで音声化プログラム等をインストールして,サブ機として使い始めました。CPUは8ギガを積んでいただいたので,高速です。しかし……。ワードとエクセルがないのはやっぱり不便。
 ということで12月17日,ヤフーショッピングでもう一台,激安ノートパソコンを購入しました。8年前に製造されて,企業にリースで出されていたものが回収されて,新品のCPUとメモリー,ウィンドーズ11が搭載されたマシン。CPUは8GB。
 さぁどうだ!!何とめちゃくちゃ快適に動作します。何の問題もない。世の中の視覚障碍者,新しいパソコンを何十万円も出して買う必要なんて,どこにもありませぇん!!って感じでした。

令和5年8月28日 月曜日
 昨日,一昨日と,妻の両親の墓参りに,神奈川県の葉山まで出かけてきました。元ゴルフ場に分譲された,一区画がとても小さなたくさんのお墓の集まった広大な霊園。そこには既に秋風が気持ちよく吹いていました。管理人さんのきめ細やかな手入れが行き届き,お墓とお墓の間には整然と日日草が植えられているのだと言います。
 私も歳を取ったのでしょうか。風邪に吹かれて,お墓に埋葬されている人たちとの思い出を懐かしむ時間が,何とも満ち足りた幸せな時のように感じます。
 多分,私の目が見えていたら,いろいろな人のお墓めぐりが趣味だったかもしれません。生きている相手なら,時には取っ組み合いの喧嘩にもなるだろうし,胸糞悪い感情も沸き起こります。でも,既に天獄に昇った相手ならば,そういうことも含めて,何ともなつかしいというか,よき思い出というか。
 あの世の人は,今生の私たちの日常を見守っているのだろうか,いないのだろうか……。私は「見守っている」と信じて生きています。ですからお墓の前では,心の中で,日ごろの苦しいことや,悲しいこと,恥ずかしいことを想いうかべ,それらを克服するために見守ってほしいと祈ります。そうすることで何となく日々の安心を得られるというか何というか……。

令和5年8月23日 水曜日
 人間ドックに行ってきました。生まれて初めて頭部MRIなるものを受けました。
「15分間死んだように動かずにいてください」
と言われ,金属製のベッドの上に,あおむけになった状態で,防音イヤーマフ(外からの音を遮断するヘッドフォンみたいなやつ)を頭に装着。そのままベッドがスライドして大掛かりな検査装置の中に入っていきました。
 それから15分間,さまざまな電子音?騒音?と振動攻めに遭い,グデングデンになりました。これで何がわかるんだろ……ってな感じです。
 肺機能の検査なるものも,生まれて初めてやりました。検査室からは,おばちゃん看護師が,検査を受ける人に対して発する,ものすごい気合の掛け声が,2分おきに聞こえてきます。それがあまりに激しいので,なぜか笑いがこみ上げてきました。
 いざ自分の番になって検査室に入ったら,直径8センチくらいのプラスチックの管を加えさせられました。
 その状態で,まずは普通に息を吸ったり吐いたりして,最後に,吸い込めないところまで息を吸って,思いきり吐き出すことが求められました。
 限界まで空気を吸い込んだところで,例の気合の掛け声が……。思わず大爆笑みたいに息を吐いたら,それで検査終了でした。
 この検査,気合を入れて息を吐かないと,検査装置がすぐエラーになって,何度もやり直さないといけないそうで,やり直しを減らそうとすると,つい,気合の掛け声が激しくなっちゃうんだそうで……。検査のフロアー全体に時折コダマする正体不明のナゾの掛け声を耳にすると,そこが遊園地の何かのアトラクションのように思えてくるから不思議です。
 採決を受け,お腹にゼリーを塗りたくられて,超音波検査を受け,心電図検査を受け,眼圧を測り,胸部レントゲンを受け……。そして最後に胃のバリウム検査。
 レントゲン室に入ると,バリウムの入ったボトルを渡されました。
「ゲッ……何このデカさ……」
何と700CCくらいありそうなボトルを持たされました。毎年の健康診断で飲むバリウムの3倍くらいの量がありそうです。しかも飲み方や飲むペース等,細かく指示されました。
「まず発泡剤を口に流し込んでください。そしたらバリウムを一口飲んで我慢してください。げっぷはしないでくださいね。まずは胃の上部から食堂の壁にバリウムをつけていきます。」
 発泡剤とバリウム一口を飲み終えると,一旦バリウムボトルを置いて,台に乗って,両脇の手すりをつかまされ,逆さ釣り状態に。
 それからまた元の位置に戻って発泡剤第二弾と残りのバリウムをゴクゴクゴク。
 例年の定期健康診断のバリウムは,バニラ味とイチゴ味のどちらかが選べて……みたいな感じでしたが,今回は全くもって生コンクリートの液体を飲まされている感じ。
 そしていざ検査。バリウム検査って,こんなに大変だったっけぇ??くらいのアクロバティックな体制を取らされ,機械には逆さ釣りにされ……。遊園地の絶叫マシーンをはるかに超える恐怖体験でした。
 何はともあれ,検査は全て無事に終了。最後にドクターからの結果説明。
 な,何と,生まれて初めて,血液中の成分の値が,全て正常値に納まっていた!!20台,30台,40台と,ひどい数値の乱発で,毎回要精密検査の通知を受け取り……。最近は受け取る通知の厚さが薄くなっていたのですが,今回は晴れて無罪放免!!
 無論,妻の栄養管理のおかげです。しかぁし,ここまで数値が整うまで10年以上の月日がかかりました。体って一旦ダメになったら,正常に戻るまでかなりの時間がかかるんだって,あらためて実感しました。
 ところが,その後,究極の苦しみがやって来た!!お腹が重くて張ったようになって,違和感ありまくりの,そのうちにしくしくと痛み出し……・。
 バリウムの影響です。でも,それがなかなか出ていかない。下剤を通常の倍ほど飲んでも出ていかない……。結局,その日のうちにバリウムとおさらばするのは,あきらめました。

令和5年8月19日 土曜日
 今日はデタラメ政府のマイナポイントの申請を完了すべく,試行錯誤しました。
5年くらい前に中古で買ったiPadが,そういえば我が家のWi−Fi経由でインターネットにつなげてあったことを思い出しました。同様に2年前に中古でアイフォン8を中古で買って,Wi−Fi経由でネット接続できるようにしてあったことを思い出しました。ちなみにどちらもボイスオーバーでしゃべらせることもできますし,
「ヘイシリ!!」
で端末の簡単な操作や,何かを検索したりすることもできるようになっていました。
 まずはiPadでペイペイアプリを立ち上げて,最新にアップデートして,そこからマイナポイントの申請手続きを始めました。
 ポイントの受け取り方法を「入金時」「クレジットカードからの入金」に設定。続いてマイナポイントアプリをダウンロードして手続きを続行。そこでマイナンバーカードの読み取りがリクエストされたので,妻に読み取り操作を頼んでトライ。しかぁし!!読み取り直前に出るはずのパスワード入力画面が表示されません。
 調べてみるとアイフォン6以前の端末だと,そうなることが判明。いや,このiPad,5年前は最新だったからアイフォン8以上のスペックはあるはず……なのにお財布携帯機能がたまたま搭載されていなかったらしい……んでもってiPadでの操作はここで打ち切り。
 アイフォン8からの手続きを試しました。ペイペイアプリからマイナポイントの申し込みに進み,クレジットカードからの入金時にポイント付与を選択。次に進んでアップルのサイトからマイナポイントアプリをダウンロード。そしてマイナポイントアプリを展開して手続き続行。
 今度はマイナカードの読み取りの際,パスワード入力ボックスが現れ,パスワードを入力して読み取り完了。公金受取口座登録による7500ポイントと,保険証登録による7500ポイントを申請の2箇所にチェックを付けて,申し込みボタンをタップ。でも,実際には公金受取口座何てその時点で登録していませんし,保険証のマイナポイントへの紐づけも終わっていません。そこで次にそれらを完了すべく,作業続行。
 公金受取口座登録へ進むと,スマホにマイナンバーカードの機能を持たせる紐づけが求められ,ここでマイナカードの読み取り作業が求められました。そこは何とかクリア。次にメルアド登録を求められ,トライするも,何故か大文字でしか入力できません。メモ帳を立ち上げ,そこに打ち込むと,小文字でメールアドレスを書くことができるのですが,アドレス入力欄に直接入力すると,大文字になっちゃう。仕方なしメモ帳に書いたアドレスの文字列をコピーして,メルアド入力欄に貼り付けたら,ようやく小文字でメルアドが入力できた!!
 そして公金受け取り口座の登録を完了。続いて健康保険証との紐づけ。でもその作業をどこから申し込めばよいか,全くわけワカメ。
 最後にペイペイアプリに戻って,そこから登録情報の確認に進むと……。スマホにマイナカードの情報を紐づけたはずなのに,またしてもマイナカードの読み取りが求められ……。仕方なし,妻に頼んで,ブーブー文句を言われながら読み取り作業をしてもらい,登録情報を確認すると……。
 今まで使っていた保険証の情報をどこかに入力したわけでもないのに,保険証の紐づけが勝手に完了していたらしい……。って,何とヤクザな……。
 そして何と恐ろしい表示が……。
「公金受取口座の登録 未達成」
何じゃそりゃ……。
 パソコン経由でネット検索すると,手続きから2日くらいしないと,紐づけが完了しないんだとか。
 ふぅ,ここまでの作業に6時間……。何度スマホを床にたたきつけようと思ったか。ってかこれ,お年寄りや一人暮らしの障碍者,まず独力ではできない人がほとんどっしょ。誰も取り残さない社会を目指して??情報処理の効率化??ちゃんちゃらおかしいでしょってお話です。
 一番取り残しちゃぁいけないところへの対応は皆無ですからね。マイナポイントの申請窓口に行ったって,何もしてくれませんからね。最新のスマホもってなきゃ,相手にもしてもらえない,障碍者が行ったら面倒くさがられる,それが現状。これでいいんですか?

令和5年8月9日 水曜日
 いろいろと書きこむ時間があったはずなのに……。まぁ,そういうこともあるってことさ!!日々,プライベート事件だらけで,てんてこまいです。
 私は普段,ガラ携を使っており,スマホへの乗り換えは多分一生しないと思っています。ラインとかSNSとか,わずらわしくて,やらないし,ホント,そういうことからいうと,世の中から取り残された存在です。
 7日の午後,簗瀬小学校の5,6年生を対象に競技かるたの体験教室をやって,その後,市役所へ行って,マイナポイントをもらう手続きをしてもらおうと足を運んだのですが……。
 ペイペイでもJREでも,スマホがないと手続きができないんだと。だぁかぁらぁ,それだから市役所のマイナポイント専用窓口に行ったのですが,スマホがないと手続きできないの一点張りです。それって絶対におかしいでしょって話だと思うのですが,スマホありきでようやく手続きできる,超デタラメってことが分かりました。それでいいんかい?こういうこと,みなさん,どう思いますか?きっと,へぇ,そうなんだぁ……で通り過ぎてしまう人は,いじめを見てもその場を通り過ぎてしまう人かもしれませんって言いすぎ??。って言いすぎでしょうか??

令和5年7月20日 木曜日
 今日で夏休み前最後の授業日が終わりました。何とか生きていました。ということで明日からはきっとこの日記にいろいろと書く時間が少しずつは取れると思います。
 勤務している清原東小学校の中で,私が特に頑張っていることは,放送委員会の指導です。多分,日本全国の小学校の校内放送で,ここまでできているところって例がないだろうというくらいに,きちんとした放送をしている……つもりです。
 担当児童のプライバシーの問題やら,放送の中に折り込みながら使っている音源の著作権やらの問題で,みなさんにお聞かせすることができないのが,実に心苦しいです。
 校内放送で流す音源については,公教育の教育活動の一環ということで,校内で流す分については著作権侵害は問われないのですが,それが一旦学校を離れて一般の方々の耳にふれるということになると,途端に著作権問題が噴出してきます。
 これは私からすると,とても残念なことです。どの学校でどんな校内放送が行われているか,そしてそれぞれの学校で,それがどんな役割を果たし,子供たちにどんな影響を与えているのか,社会全体で共有することや,そのことによって生まれる学校間の切磋琢磨が完全に阻害されてしまうのですから。
 というのも最近,小学校の校内放送をテーマに書かれた物語を読んで,世の中ではこの程度で,先進的な校内放送をしているともてはやされてしまうんだぁ……などと驚いてしまった次第で……。
 外部に音源が出せない以上,私と一緒に日々の校内放送を作り上げている子供たちの心に,今,自分たちのやっていることの価値を焼き付けなければ!!などと思うわけです。それがなかなか難しい……。

令和5年7月15日 土曜日
 今日は身体障碍者手帳を家に忘れて外出してしまいました。ですが重度障碍者に自治体から交付される福祉タクシーの助成券を2000円分持っていたので,ついうっかりタクシーに乗ってしまいました。
 女性の運転手だったのですが,私が助成券で支払いをしようとすると,
「身体障碍者手帳を確認させてください。」
と言います。私は丁重に,家に忘れてきてしまったことを告げると,福祉タクシーの助成券での支払いを拒まれました。それはそれで仕方がないと私は思って,すぐさま現金で支払うことにしました。
 しかしその後の運転手さんの言葉と態度には,納得しかねるというか,とても腹立たしい気持ちになりました。
「このあいだ,手帳を確認させてくださいってお願いしたら,いきなり後ろからシートを思いきり殴られて,生きた心地がしなくてね,手帳忘れた人が運転手にどういう態度をとるか,正直怖いのよね。」
 私は正直〈それってお客に言うべき言葉会?しかも手帳を忘れた障碍者に言う言葉かい?〉と,首をかしげてしまいました。
 支払いを済ませて降りようとすると,私が降りている途中なのに無理やりドアを閉める操作をして,私はドアとシートの間にサンドイッチ状態になりながら,最後は無理やり脱出しました。
 そんなことやられたら,気が短い人ならタクシーのドアを蹴とばすくらいのことするだろうなぁ……と思った次第です。
 手帳の確認は,別に全然おかしなことだとは思わないのですが,手帳をわすれた人に対する話やら態度で,いつかこのおばちゃん,ケガをするだろうなぁ……と思った次第です。相手を信用していないというか,手帳不携帯で助成券の使用を拒めば,感情的に怒りを爆発させる障碍者が一定数いて,あなたはその一人かもしれない,という前提でお客と向かい合い。私から言わせたらそれはとんでもないことというか,人権侵害だろうってなことです。
 手帳不携帯を指摘したら切れる障碍者に怯えながら,手帳を確認する何手,そんな確認はすべきでない。そんな失礼な話はないです。
 くれぐれも,ただ,手帳の確認なんてすべきではない,と言っているのではありません。手帳の確認をお願いした時,「不携帯だったらこの人,切れるかもしれないな,もしそうだったら怖いな,それはいやだな」と思いながら確認するんなら,そんなの確認すべきじゃないし,そういう態度が相手に伝われば,そりゃぁ誰だっていい気分はしないってやつです。
 この気持ちって,なかなか分かってもらえないかもしれないなあと思いつつ,書いています。

令和5年6月3日 日曜日
 気付いたら6月になっていました。本当いろいろとありまして,ストレス漬けの南沢が出来上がっていました。
 どのくらいのストレスかってぇ?それは,このホームページの更新がなかなかできないくらいのストレス。動画撮影も,草むら菜園も,手がつけられないようなストレス。
 でも青息吐息で生きています。5月28日にはオペラのコンサートにも出演しましたし(うへぇ,練習くたびれたぁ……)学校では,放送委員会のお子様たちに毎日カツを入れて,それなりに回っているし,青少年読書感想文コンクールの課題図書も片っ端から読んでいるし。
 世の中全体が,コロナからの脱却を模索し始めて,慌ただしく動き始まったのが,ストレスの一番の原因かな。
 本当はどこか旅行でも行きたいのですが,如何せん物価が上がりすぎっしょ!!って感じです。前年同月比3%の物価上昇とかって,第二次世界大戦中の大本営の戦況発表じゃないんだから,メディアも適当なこと報じてるんじゃなくって,きちんと実態を報道してもらいたいものです。
 さてさて,命あってのモノダネですから,いろいろなこと,ほどほどに頑張って,適当に手を抜きながら,生活していきます。

令和5年4月15日
 はやいもので4月も半ばを過ぎてしまいました。いやぁ,いろいろなことがあって,もう大変…って,いつもそんなことをぼやいてすみません。
 第69回青少年読書感想文コンクールの課題図書が発表となり,サピエ図書館から点字データをダウンロードして,むさぼるように読んでいます。まだ点訳が完了しているものが少ないのですが,小学校高学年の課題図書『ふたりのエビス』と,高校の課題図書『ラブカは静かに弓をもつ』,小学校低学年の課題図書『けんかのたね』『それで、いい!』の2作品,計4作品を読みました。
 それぞれ素敵な本でした。後ほどそれぞれの詳しい感想(できるだけネタばれナシバージョン)を御紹介させていただきます。
 大人の方には『ラブカは静かに弓をもつ』は,強くお奨めします。
 全日本著作権連盟の潜入捜査官が,チェロのレッスンを受けることを装い,音楽教室に生徒として潜入し,著作権侵害の証拠を集めていくお話です。ですが潜入先でさまざまな人たちの思いや温かさに触れ,自分がしていることについて,次第に深く考え,何が正しいのか,自分はどう行動すべきか,悩んでいきます。
 全著連職員としてすべきことと,自分が正しいと感じることに大きなギャップが生じ,やがてそれは破局的な方向へと突き進んでいきます。(何がどう破局的かは本作をお読みください)
 そしてラストに,本作の肝となる,捜査官にチェロを教えた講師と,捜査官との会話が登場します。
 ここに至り,全く私的な感情で申し訳ないのですが,私が教師を続けている理由と,この講師が指導者として一番大切にしていることがリンクし,やっぱり最終的に誰かに何かを教える一番の醍醐味って,これだよなぁ……というところに至ります。
 興味のある方は,是非お読みください。ただ……。小中学生のみなさんにはこの作品はまだ早いと思います。ただ,このお話の世界観だけは,以下のリンクから感じるとよいのではないでしょうか。

○『ラブカは静かに弓をもつ』作品紹介動画!!


令和5年3月30日 査察
 我が家にガス機器の安全点検の査察が入ることになりました。そんなわけで妻はそのための片づけにおおわらわです。
 我が家は,私も妻も,ときめいたものは全て家の中に持ち込んで貯め込むタイプですから,片付けるって,めちゃくちゃ大変です。
 全盲の私が何かを片付けると,途中から面倒くさくなって,投げやりになって,結果的に,必要なモノだろうが大切なモノだろうが,何でもかんでも捨ててしまいます。
 そのことをよぉく知っている妻は,私が,主に査察に入る居間の片付けをすることを禁じています。おのずと私の仕事は「邪魔をしないこと」となります。でも,それがなかなか難しい……。
「あぁ喉かわいたぁ……お茶はないのぉ?」
と言いたいのを我慢し,自分のゴミ部屋にこもるのですが,ついうっかり百人一首の札取り練習なんか始めちゃったりして。
「こらぁ,天井が抜けるからやめなさぁい!!」
と怒られてしまいます。
 狭くて古いオンボロ借家ってのは何だかなぁ……って感じなのですが,いろいろなことを総合的に勘案すると,住み心地はよい家だなあ……と。
 今は新しい家とか,リフォームとかってのがトレンディーですが,私も妻も,そういう必要性は全然感じません。むしろ地球にやさしい生き方をするには,使えるものはそのまんま,使えなくなるまで使うってのが大正解だと思います。
 そうは言えども安全は担保しなければなりません。検査員さん,この家でいつまでも安全に暮らせるよう,きちんと見守り続けてくださいって感じです。

令和5年 3月29日 水曜日 恐怖のファーストキスを奪われた話
 目が見えないって,子どもが将来視力を失うって,世の中の人たちからすると,とっても可愛そうなんだろうなぁと。
 南沢創5歳の時のお話。私が十代後半でおそらく視力を失うであろうことを知った,どこぞのおばさんが,
「まぁ可愛そう,こんなに可愛い子が,うぅん可愛そう」
と,涙をぼろぼろ流しながら,私のことを窒息するほどの力で抱きしめて,私のファーストキスを奪っていった……。
 ふと,そんなことを思い出しながら,とんでもねぇおばちゃん?でも,もしかして愛情深すぎるだけの,実はいい人?……
 いろいろと考えてしまいました。
 その日から私は,
「自分は決して可愛そうな人間ではない,可愛そうな人間であってはならない」
と決意したのですが,その後の人生,可愛そうな目に遭い続けました。そしてその分,強くなったカモ……。

令和5年3月26日 日曜日 雨の日にタクシーに乗る覚悟
 年度末,慌ただしくいろいろなところへ出かけなければならず,安全確保のためにタクシーを気兼ねなく使えたらと願う今日この頃。特に今日みたいな雨の日は,何の心配もなく使えるとよいのですが,そうも言っていられない事情があります。
 駅からタクシーで我が家に帰ろうとすると,私がいくら雄弁かつ明確に目印やら目的地を説明しても,5回に1回は,我が家にたどり着けません。
 目が見えていれば,
「あ,そこの角を右折です」
と言えるのですが,全盲者は,そうはいきません。おろおろする運転手さんに,私の方が申し訳なさそうに,
「すみません,今,周囲にある建物を教えてください。」
というと,
「うぅん,右手に何だか茶色っこいビルがあるんだけんどぉ……」
などと返ってきます。全盲の私には,どこの茶色っこいビルだか,全く見当もつきません。そこで奥の手。
「○○中学校のすぐ北側のスーパー○○の駐車場で下ろしてください。」
とお願いします。すると運転手さん。
「そっからお客さんの目的地,近いんですかぁ?」
とくる。そこでうっかり,
「近いんです……」
なぁんて答えてしまうと,地獄を見ちゃうのです。
「目的地までお連れしますのでもう一度,道順を教えてください。」
と。そうなってしまうともう大変。タクシーに乗ったまま,我が家の周りをグルグルグルグル……。終いにそれに気づいた近所の床屋さんが慌てて出てきて,
「運転手さぁん,ここ,ここ,ここで下ろしてやってくださぁい!!」
(やっと恐怖から解放……)みたいな感じです。
 これがタクシーに5回乗ると1回って,結構な頻度です。雨の日にそうなっちゃったら,頼みの綱の近所の床屋さんは,グルグルタクシーに気付かず,料金メーターもグルグル回転!!みたいな。駅から我が家まで5000円とかってあり得ません!!
 雨の日に,そんな悪夢の20%に当たってしまわないようにするために,どうするか。答えは「バスに乗る」でした。
 最寄りバス停から我が家まで歩いて10分。その道中,車通りの激しい大きな通りを渡らなければなりません。それでもバスを使う方が安全……と。
 タクシーの運転手さんが悪いのではありません。運転手さん,総じてみんな,親切で責任感をおもちです。でも如何せんご高齢過ぎたり,その他諸々の事情で,私の言葉が聞き取れていなかったり……という現実があります。それでもタクシーに乗り続けなければ,生計が成り立たないのでタクシーに乗り続けている,そういう方が多くいらっしゃいます。
 こういう話をすると,
「目が見えない人が,生計を維持するために,無理無理教師にしがみついてるのってどうよ!?」
と突っ込まれそうですが,それとこれとは話がちがって,私が言いたいのは,
「70歳を過ぎたら,タクシードライバーをせずとも暮らしが成り立つ社会であってほしい」
ということなのです。うぅん……これでもまだ誤解を産みそうというか,自分の中での言葉足らず感が否めず,グルグル回ってしまいそうなので,今日はこの辺でおしまいにします。

令和5年3月25日 土曜日 相手は私を知っていて,私は相手を知りません……
 宇都宮駅の某喫茶店に入ったら,
「南沢さん,いらっしゃいませ!!」
と,若くてきれいな店員サン(私の中では40台以下の女性は若くてきれいなお姉さん,それ以上の女性は漏れなく,落ち着きのある知的なお姉サマにカテゴライズされている)に,声をかけられました。
「……???」(なぁんで私の名前を知ってんの?)
いぶかしそうな私にその店員さん,ひそひそ声で……
「ここで先生じゃぁ居心地悪いんじゃないかと思って……」
と,いたずらっぽく言うと,普通の真面目な店員さんに戻って
「今日は何にいたしましょうか??」
と。
(しまったぁ……いくら私でも,今まで関わってきた何千人もの声は覚えていない)
 相手がどなたか尋ねる隙もなく,その瞬間は流れ去っていきました。

令和5年3月21日 火曜日 春分の日
 オンボロ借家の庭の草むしりをしています。文字通り盲人が手探りで……。触ってみてはじめてわかる,この惨状。あぁこんなに草が生えちゃってぇ……。
 去年育てていたナスが,そのまんま枯れて,未成熟の実がついたままミイラになってるぅ!!
 イチゴは枯れた葉っぱと生きている葉っぱが混在して,選り分けるのがもはや困難?いやぁ,ドライイチゴが完成してるぅ!パセリもイチゴ同様,枯れた茎と生きている葉っぱが混在してるぅ!
 青ネギは生命力がめちゃくちゃ強いですね。こんなに寒かった冬を乗り越えて,毎日食べごろ!みたいな感じです。
 休日毎に70リットルの厚手のゴミ袋2袋分ずつ,雑草をかき集めるシーズンが,今年もやってまいりました。さぁて今年はトウモロコシでも育てよっかなぁ!などと考えています。
 去年の晩秋には,もう絶対こんな大変なデタラメ家庭菜園はやめようって心に誓ったのに……。全く懲りないんですよ。そしてまた,ビデオで撮影しちゃおうか何かたくらんでいたりして。

○南沢創の動画集 トリッパーチャンネルはこちら!!

令和5年3月20日 月曜日
 卒業式辺りまでは,猛烈な忙しさで,睡眠時間が毎日4時間とか3時間の日々が続きました。
 それが過ぎ去って,冷静にいろいろと確認してみると,まぁ忙しいってのは,ロクでもない結果しか生まないことを痛感し,がっかりしています。
 清原東小学校のお昼の放送は,放送委員の子供たちの食事時間を十分確保するため,前半はその場でアナウンスをして,後半は子供たちの声やら何やらを録音して,それを流して対応しています。
 何と3月21日分の放送の録音部分が出来上がっていた!!って,全国的に祝日でお休みの学校で,校内放送やるんかい!!?ってなもんです。
 担当の子供たちだって必死に原稿の下読み練習をして,録音マイクに向かうわけですから,教師にしても子供たちにしても,大変なことこの上ナシ!なはずなのですが,だぁれも3月21日が春分の日でお休みだって,今日の今日まで言い出さない……。
 ちなみに3月21日は,ヨハン・セバスチャン・バッハの誕生日で,『主よ,人の望みの喜びよ』が紹介されることになっていました。って,半永久的に毎年,誕生日が国民の祝日に当たっちゃう有名人は,こりゃぁ悲劇ってか,プロデュースする方も,誕生日として紹介できないもったいなさというか後ろめたさでいっぱいです。あぁ……幻のバッハさんさようなら……いやぁ悔しい!!

令和5年3月19日 日曜日
 今年の5月28日の日曜日,急遽,宇都宮市文化会館で行われる,私の歌の師匠,片岡真理氏の主催する,オペラコンサートに出演することが決まりました。そして今日はその第一回の練習会。
 『愛の妙薬』と『ナブッコ』の合唱部分の練習でした。出演者が代わる代わる,まるでお遊びでもするようにバラバラと楽譜をめくり,ピアノ伴奏をしたり,音程の不安定なパートのメロディーを弾いたり……。1時間もしたら,このままステージに上がれるか…みたいな安定したハーモニーが完成しました。(私を除いては……)
「うわぁ……とんでもねえとこに来ちゃったなぁ……」
点字の楽譜を指先でたどりながら,指も口もついていけずに,あんぐりと口を開いているうちに,練習時間が終わりました。
 みなさん,とても楽しそうというか,幸せそうでした。私の歌以外はきっとすんばらしい感動的なコンサートになること間違いなしです。でも,怖いもの見たさで会場に来ていただけたら,とてもうれしいです。
 ちなみに私は,レオンカバッロ作曲の,ベリズモオペラの最高峰『道化師』のプレリュードを歌います。私の伴奏を担当するピアニストは,まだ一度もお会いしたことのない方に決まっており,楽しみのような怖いような……。初対面が楽しみです。

令和5年3月17日 金曜日
 今日,無事??清原東小学校の卒業式を終えました。
 歌を歌う時以外は,教職員と卒業生はマスクを外しての式となりました。
 6年生は,一生懸命お歌を歌ってくれて,会場が感動の渦にのみ込まれた感じです。
 私は式の前後はなるべく目立たないよう,大きな顔を4つに折りたたんでいました。いつも昇降口で,季節の音楽を流しながら,登校してくる子供たちをむかえてきましたが,卒業式の日だけは,敢えて,職員室にこもりました。もちろんスピーカーから音楽を流すこともなく,静寂の中,登校していただきました。
 6年前は,毎日静かな中,登校していたのでしょうから,入学当時のことを思い出すには,それが一番!!と。そんなところです。
 子供たちにとって,いつもとはかなり違い,それがかつての日常だったことにふと気づくとき,あらためて強く意識せざるを得ない存在というものがあります。

 卒業式は,午前中で終了でしたが,私が退勤するために,17時30分に職員玄関を出ると……。何と!?何名かの卒業生が寄ってきて,私にあいさつをするではありませんか……。
 私も一応,子供たちに人の道を説く立場ですので,一人一人に,お礼を言わなければならない先生の個人名を挙げて,きちんとあいさつを終えているか確認したうえで,子供たちからのあいさつを受け止めました。
 それから一緒にバス停に向かい,帰宅しました。

令和5年3月10日 明日は東日本大震災から12年目
 勤務する小学校で,子供たちが震災について学んだり,いざという時に自分や身の周りの大切な人たちの命や安全を守るためにどうしたらよいか考えてもらうために,いろいろと勝負しています。
 まずは3月6日から10日までのお昼の放送の内容に,震災について考えさせる内容をかなり盛り込みました。
 そして今朝は昇降口前で,リコーダーでNHKの復興支援ソング『花は咲く』を吹いて,子供たちを出迎えました。
 現場の音を録音することが難しかったので,退勤前に
「こんな風にやってました」
的な再現を行って,それを録音しました。

○スピーチと演奏を聴く!!

お昼の放送では,やなせななさんの歌う復興支援ソング『春の雪』を紹介させていただきました。

○『春の雪』

 78年前の今日,3月10日は,東京大空襲で,11万5千人以上の方々が亡くなりました。310万人以上が家を失いました。
 今年2月6日の,トルコ・シリア地震では,5万人以上の方々が亡くなりました。
 ウクライナでは戦争が続き,氷点下の寒さの中,暖房のない生活を余儀なくされた方々がたくさんいました。
 そこにいる人たちの痛み,苦しみを,私たちはどれだけ考えて生きているでしょうか……。


令和5年2月19日 日曜日 こりない男ここにあり
 去年の11月始め,駅ナカの喫茶店で文章を書いていて,コロナに感染したはずなのに……。どうにもこうにも駅ナカの喫茶店ってのは,文章を書くにはめちゃくちゃおあつらえむきで,今日も物書きに勤しんでいます。
 家にいると,最近はどうしてもパソコンに百人一首の札を並ばせて,その並びをイヤフォンで超高速の合成音声に読み上げさせて確認し,札取りに勤しんでしまいます。
 全盲者でも百枚の札の中から任意の50枚を選び出して,それを自陣25枚,相手陣25枚に分けて配列し,その並びを覚えて一人競技かるたまがいなことができるようになると,それが楽しくて楽しくてしかたがなくなってしまいます。
 今日はどの札を使おうかな……。適当に和歌番号を50枚分選んで,数字を入力すると,パソコンが勝手に,仮想空間に超一流のトップ選手が並べるように,規則正しく札を並べてきます。それを,目の前に札が並んでいると想定して,バンバン床をたたきながら取りまくるわけです。
 これ,一種の中毒症状を呈します。脳味噌をイジめるって,実はかなりな快感を伴うのだと,あらためて実感しています。

令和5年 1月9日 物価高騰!!
 パナソニックが製造していた,一昨年の暮れあたりに生産中止になってしまった,盲人にやさしいICレコーダー,RR-XS4××シリーズを動かすための,単四型充電池が劣化してしまい,買いに出かけました。ちなみにこのICレコーダーは,全ての操作に音声ガイドを対応させることができて,音声を頼りに全ての設定ができる設計になっています。ということで生産中止はめちゃくちゃショックでした。何たって百人一首の100首の和歌をランダム再生させられるものですから,百人一首読み上げ機としても使えるわけです。その上,リニアPCMという超高音質の録音形式にも対応しており……。ですから私はこのシリーズを10台ほどもって,便利に使わせていただいております。
 10台ももって何に使うの??っておっしゃる方もいると思いますが,これがまぁ立体的な録音には欠かせないんです。
 例えば小学生の40人の合奏を録音する時などは,楽器ごとにICレコーダーを一台ずつ置いて,一つの楽器の音だけを美しく録る→全ての録音を合成して一つの立体的な音源に仕上げる!!ということが可能になってきます。
 今はコロナ禍ですから,合奏をするったって大変です。体育館のフロア全体に散らばるようにして密を避けて演奏しなければなりません。それでも子供たちが指揮者をきちんと見て演奏しさえすれば,それなりの演奏になります。ただしそれを一台の録音機で録ろうったって,機械がいくら高性能だって,全然無理ってやつです。ですが高性能の録音機が10台あれば,何とかなっちゃうんですねぇ……。
 話は脱線しました。いざ録音…で困るのが,電池切れ。私はICレコーダーというか電池を酷使しているものですから,そろそろ既定の電圧を保つことができずに,録音ボタンを押すとそのまま電源が落ちてしまう……みたいなことが続出したわけです。
 そこで新しい電池と充電器を買いに出かけました。
 まずは百均のダイソーへ。1年前までは,パナソニックの充電式乾電池が何と1本110円(税込み)でした。充電器も110円で買えたんですよ!!
 それをゲットすべく駅前の商業ビルトナリエのダイソーへ。
 しかぁし!!充電式電池も充電器も,生産コストがかさみ,販売中止だそうです。いやいやあの充電器だったら200円で販売してたって買うし!!そのくらいよかったのですが……。
 仕方なしヨドバシカメラで買うことに。そして販売価格に腰を抜かしそうになりました。
 充電式乾電池,2本で777円也。充電器に至っては2380円也!!2%の物価上昇??嘘っぱちも休み休み言っとくれ!!みたいな事態でした。
 仕方なし買って帰りました。いやぁこれからますます大変な時代になりそう……。


令和5年1月5日 木曜日
 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 今年も長野の実家に寄生しておりました。両親は肥満だの脳梗塞だの心臓発作だの難聴だの,年相応のあれやこれやを抱えながらも,ありがたいことにとりあえず元気にしています。
 私の日常は,テレビとはかなり縁遠い生活なのですが,歳をとるとテレビが親友になるらしいです。しかも父はかなりの爆音でないと聞こえないので,実家の中は常に映画館状態です。そうなると音声パソコンの読み上げ音声は聴き取れません。ということで私はパソコンとも縁遠い4日間を過ごしました。
 せっかくなので父の大親友テレビ君に私のお守もしてもらったのですが……。やっぱ今のテレビってつまんね!!ってか時間の無駄!!そう強く思いました。
 宇都宮の五味部屋に帰ってきて,一人の時間があるって何てすんばらしいことなんだ!!と痛感しました。新たなアイディアも,緻密な文章も,深い思考も,一人の時間から生まれるのです。そういう時間を大切にしようと,歳の初めに心に誓ったのでした。


○以前の日記はこちら!!
○南沢さんの日記のもくじはこちら!!
○バリアフリーかるたのトップページはこちら!!