4月13日 火曜日 ウィンドーズ10でDVDが再生できない!!
 久しぶりにDVDムービーを再生しなければいけない事情が出てきて,パソコンのDVDロムにDVDを入れたのですが,どうしても再生できない……という事態に直面しました。
 何とか再生させようと,インターネットで調べたら,何と何と,ウィンドーズ10パソコンでは,デフォルトではDVDムービーを再生できないことが判明。オッタマゲタのなんのって,仕方がないからDVD再生アプリをインストールして再チャレンジ。これでうまくいくと思いきや……。細かく動いたり止まったりしております。多分,コマ送り状態みたいなことになっちゃって,もうめちゃくちゃがっくりでした。
 仕方がないので,車載用DVDテレビを買うことにしました。何と最新式14インチ,フルセグテレビ付きDVDプレイヤーが,ヤフーショッピングで1万円ちょっとで売られていたので,思わず買ってしまいました。これで一件落着……だといいのですが,全盲の私には使えない代物だったって落ちも十分考えられるので,まだ喜ぶのには早い状況です。
 うまくいきますよぉ〜に♪♪

4月6日 火曜日
 JR宇都宮駅前の関東バスの定期券売り場で,1時間ほど並んで「トトラカード」なるものをゲットして来ました。これはJR東日本のスイカみたいなモバイル乗車券で,このカードでバスに乗ると,3%ポイント還元されます。
 さらに,カードに障碍者割引情報が記録されていて,バスの運転手が特別な操作をしなくとも,障碍者手帳を提示しなくとも,自動的に割引料金が適応になります。何ともお便利……。でもゲットした時にはもうヘトヘトでございました。

4月5日 月曜日
 慌ただしい新年度が始まりました。これからの1年間は,多分さまざまな意味で,変革がせまられている感じがしています。
 世の中,どう考えたってゆがんできました。数値には現れないところで,仕事が減って,人々のお財布事情が厳しくなり,肌で感じる景気は悪化の一途をたどっています。
 それに対して政府は帳尻合わせに輪転機でお金を擦り増して,株価はどんどん値上がりして……。仮想通貨なんて何十倍もの値段になって……。ほんの一握りのお金のある人はさらにお金持ちになり,貧乏人が増え。
 この先のシナリオを考えるに,猛烈なインフレが起こるか,バブルの大崩壊が起こるか,そのどちらかに転ぶしかない状況です。
 なぁんてことを世の中のみんなが考え始めて,先の見えない恐怖に怯え始めて……。そんなことが始まりつつある今日この頃,人々の心が安定するわけはないなあと思うのです。それでもこの状況,何とか乗り切れるよう考え,対処していかなければなあと思っています。対処の工夫に希望やら楽しみやらみつかるといいなあと思っています。

3月26日 金曜日
 4月からも1年間,宇都宮市立中央小学校で勤務することとなりました。
 それはそうと,コロナ禍は確実に人々の心をむしばみます。ということで久しぶりに私の心はズタボロ状態です。
 そういう時に心を安定させる方法は,自分の心の状態を客観的に把握することです。幸いなことに今はインターネットが普及して,さまざまな情報を得ることができます。膨大な情報の中から,今の自分の状況やら対処の方法,同種の状況に陥った体験談がごっそりみつかって……。
 すぐすぐ答えが出たり解決できたりできるレベルではないことを確認して,しばらくは静かに心を休めることが大切と悟りました。でもみなさん,そんなに心配しないでくださいね。そのうち戻ってくる予定ですから。戻れないときにもみなさんにお伝えせずに消えちゃうことはありませんから。

3月18日 木曜日
 今日は宇都宮市立中央小学校の卒業式でした。涙…涙…の感動物語でございました。何はともあれすんばらしい卒業式でした。

さて,3月14日のZOOM講演会の事前質問の答えをお約束していたのですが,卒業式が無事終わったタイミングでエイヤァ!!とばかりやってしまうことにしました。以下に質問と答えをまとめますので,ご覧いただけますと幸いです。

@視覚障害社会人より
・視力の悪化の仕方
→網膜色素変性症という先天性・進行性の難病ですが,高2の時に,生物の学者になろうと,炎天下で活動しすぎたためか,急速に視力を落としました。近くの文字がゆがみ,読みづらい状況でしたが,遠くの時計やら人の顔やらは見えているような状態でした。長時間文字を読んでいると,文字がかすんでどんどん小さくなって,いやぁ大変でした。

・どうして音楽教員になりたいと思われたのか
→高校卒業後に上京し,池袋のデパートの屋上の釣り堀で,そこに集まる子供たちに魚釣りを教えているうちに,教えるということを職業にしてみたくなったから。そしてその時,たまたま音楽を学んでいたから。

・教員資格を取るまでの苦労、採用試験での苦労は?
視覚を取るのはさほど苦労しませんでした。大学の教職科目を履修すれば,教員免許が自動的についてきましたから。
 採用試験?今は当たり前のように受験させていただける点字による採用試験が当たり前ではなかったので,まず受験させていただけるようお願いするところからのスタートだったことでしょうか。

・普通学校と盲学校の両方を経験されてのそれぞれの長所、短所は?
→盲学校には視覚障害のありとあらゆる情報が集まっているところが最大の長所だと思います。私は盲学校に通うまで,実際に自分がどういう見え方の状況にあるのか,わかりませんでした。
 盲学校の短所は,ぬるま湯みたいな環境であることでしょうか。その点一般学校は多くの児童生徒がいて,そこに在籍すれば集団での活動ができたり,友達との切磋琢磨があったりと,そういう点ではよいかと思います。でも,一緒にできないことがたくさんあって,その部分の折り合いを自分の中でつけられるようにならないと,地獄カモしれませんね。

・生徒に教える上でのご苦労は何ですか?
→一人一人の様子を視覚的に確認できないところでしょうか。教師一人対大勢という形だと,全員を活動に集中させることがめちゃくちゃ大変です。見えているとあくびをしたりちがう教科書を見ていたりする子供にすぐさま注意できますが,私らはそうはいきません。また,子供たちのもっている教科書がどんなレイアウトなのかわからなくて,着目してほしい場所をピンポイントに適切に説明することはかなり難しいです。

・生徒の保護者との関わりでご苦労はありますか?
→今は特にありません。たくさん世間話をして打ち解ければ,保護者は力強い味方になってくださいます。現に私が教えている放課後競技かるた教室では,保護者が代わる代わるに安全支援員として活動を支えてくださっています。

A教育関係者
・盲学校以外で勤務されたときの環境整備(例 点字プリンター、音声パソコンなど
の機器の整備、教師用教科書や指導書の点字版の確保など)について現状と課題
をお聞かせいただきたいです。
→現在は音声パソコンを2台用意していただいています。会議資料は全てデータで提供していただいていますし,それ以外の資料も全て手の空いた職員が読み上げてくださいます。
 最初の頃は,教育委員会の方で
「こういうものがあったら多分便利だろう」
と考えたものを次から次へと支給され,使いこなせずにノイローゼになりかけたこともありました。今はこちらが要望する物以外は準備しないという感じになっています。
 一番困るのは教科書です。特に小学校の音楽の教科書は,一目瞭然が狙われていて,イラストだらけです。これはなかなか点字にはしづらい感じです。実際に教科書を対面で読んでもらってレイアウトを説明してもらうのですが,いやぁそれを子供たちに説明できるくらいに理解するのは至難の業です。幸い,詳細な年間指導計画が市教委からデータ提供されていて,その単元で何を学ばせるかは確認できる状況ですので,それを満たす活動をするために綱渡りみたいな局面もしょっちゅうあります。教科書や指導書をデータで提供していただければそれはそれでよさそうなのですが,問題の本質は解決できないかもです。

B大学院生より
・視覚障害児(者)の進路指導の実際と課題
→視覚障碍者の経済的自立はかなり困難だろうという思い込みや前提で,視覚障害児・者の進路を考えている人が多い感じがする。障害の当事者とそれを支援する人たちがさまざまな試行錯誤をしながら新しい可能性を開拓していくことが望まれる。

3月15日 月曜日
 昨日は,ズームによる私の講話会がありまして,1時間程お話しさせていただきました。詳細につきましては,この日記上で少しずつ紹介させていただきます。また,質問等が出ましたので,そちらにつきましてもお答えさせていただきますので,いましばらくお待ちいただけますと幸いです。

3月8日 月曜日
 学校では卒業式に向けて,クラス単位で子供たちの歌声を録音し,それを重ねて全校合唱風に仕上げるようなことを日々やっているのですが,その時に活躍しているのが,視覚障碍者用録音再生専用機,PTR2という機器です。これ一台あれば,多分ラジオ局のプロデューサーさんが行う音声編集くらいなことはできてしまいます。しかし,何と2017年に販売中止となり,今ではヤフオクでしか手に入りません。
 んでもってヤフオクで集めに集めて,私の手元には今,8台ほどあるのですが,最近は本当,落札しようとしても,どんどん値段が吊り上がっちゃって,私には手が出せなくなりました。うわぁ,皆さまお金持ち!!とため息をつきながら,落札されていくのを指をくわえて見守るしかできない今日この頃です。
 本当,この機械を酷使しているので,なんだかんだ不具合の出てきている機械があるのですが,修理にも高額なお金がかかるし,どうしまちょ……みたいな感じです。

3月3日 水曜日
 とりあえず生きています。毎日の平均睡眠時間4時間……,あっちゃぁ……。
 勤務する小学校の卒業式が近づいてまいりました。結局当日は卒業生とその家族,教職員のみの式典になってしまいました。在校生がいない分は工夫と努力で補おうと日々,奮闘中でございまして……。ありがたいことに私のような重度特別障碍者にもかなりの重責が与えられ,脳味噌沸騰中でございます。
 落ち着いたら腰を据えて皆様にいろいろ具体的なお話をさせていただこうと思っております。

2月15日 月曜日
 今朝,学校へ出勤して,お手洗いに行こうとして,とりあえず水が出るか心配になり,水道の蛇口をひねりました。
……。
やっぱり出ません。水が出ない!!こりゃヤバイ!!
ということで今朝の昇降口、での私の子どもたちへのメッセージは,水道が使えないのでしばらくトイレを我慢してほしい旨の告知と,そのことへのお詫びに終始しました。
 先生方が近所で水道の使えるところから,バケツに水を汲んできて,トイレの前に並べ,誰かがトイレを使うたびに汲みおいた水を流していました。
 結局水道が復旧したのは10時過ぎ。自校給食の調理室では,お昼の時間に給食を提供できるよう,メニューの変更が行われていました。本当はユーリンチーが出る予定だったところ,鳥の唐揚げになっていました。小学生は酢の味が苦手な子が多いので,今回の変更を大喜びした人が何人かいました。
 ユーリンチー大好きな私は,食べる前にメニューの変更をきいて,内心がっかりしたのですが,実際に出て来た唐揚げを一口食べて,そんなことを少しでも思った自分が恥ずかしくなりました。
 からっとあがった出来立てホヤホヤの唐揚げを一口かじると,中はあつあつジューシー,口いっぱいにおいしさと幸せが広がり,涙が出そうでした。
 子どもたちは今,コロナで我慢しなければいけない,そして今回の地震でも我慢して……。心が折れそうなことの連続なんだろうと思います。それを大人が必死に支え……。多分こういうことが子供たちの心を育てるんだろうなあとしみじみ感じました。

2月14日 日曜日
 昨晩,13日の夜11時8分,大きな地震がありました。私は自宅にいたのですが,強い揺れが襲ってきて,間もなくテレビが消えてしまいました。
 夜中の2時過ぎまで停電し,その間,私は携帯ラジオでN○Kをきいていました。
「最高震度6強を福島と宮城で観測しました」
という情報を繰り返しつつ,揺れの強かった地域の人たちの声が中継で入りました。
 その合間に各地の震度が発表されたのですが,それに大きな違和感を感じました。
「栃木県,震度4,茨城県でも震度4を観測しています。」
……??どんだけ大きい震度4ナンダヨ!!!
「東北新幹線は那須塩原から青森までの間,秋田新幹線は全線で明日いっぱい運転を見合わせる予定です。」
・・・…ふぅん,明後日からは運転できるんだぁ……。
ってかこの放送,誰に忖度してんだい??
 某N○Kのラジオの内容は,国際放送として世界に発信されます。人々は最初の放送からだいたい30分くらいの間に放送される内容で,地震の大きさや被害状況をイメージします。今回は明らかに,情報の受け手に,致命的な被害に至るような揺れではない,被害は局地的で,それも早期に復旧できる程度である,という印象を与えました。
 今日の朝,長野の母から電話をもらった時,
「震度4って報じられていたから,そのくらいなら大丈夫よね……。」
そう言われて唖然というか,フリーズしてしまいました。世界から見たら,今回の地震はその程度に捉えられる報道でした。
 全く世界的な対面と,国民の暮らしと安全は,どっちが大切なんだい!!ってお話でした。
 結局,私の住んでいる地区の震度は5強だったそうです。ってか栃木県中で震度4程度の揺れで済んだ地区が果たしてあったのか,疑問です。

2月11日 木曜日
 最近,胃の調子が芳しくありません。また,背中に変なデキモノがたくさんできて,かゆくてかゆくてたまりません。
 これは食べ物のせいかもしれないと思って,心当たりを調べることにしました。
 まず疑ったのは,朝食と夕食の時に食べる,イスラエルの柑橘,スウィーティー。
12月頃から近所の野菜市場で売り出されていて,ついおいしくて食べ続けてきました。それが1月半ばに売り切れとなったので,今は某○AHOOのネットショップ,その名も金八先生ファンクラブみたいな名前のお店から大量購入したものを食べています。
 それを食べ過ぎるとどうなるか,インターネットで情報を調べました。いやぁ出るわ出るわ。詳細を書き連ねるとキリがないので割愛しますが,食べ過ぎはよくないらしい。ということで,二日に半分のペースでいただくことにしました。
 同様に調べたのが,毎日朝10粒,夕10粒いただいている,素焼きアーモンド。こちらはあまり,害はなさそうでしたが,ひょっとするとスウィーティーとの食べ合わせが悪いのかもしれません。
 ということでスウィーティーの量を減らして改善が見られない時には,アーモンドを1週間やめてみる,それでも改善が見られない時にはスウィーティーを完全にやめてみる……みたいに試してみます。
 これって人体実験??

2月10日 水曜日
 今日は午前中にめちゃくちゃ頑張って,諸々の雑用をやっつけて,お昼休みに子供たちと百人一首をして遊ぶ時間を確保しました。
 水曜日はロング昼休みといって,週に一度,昼休みが45分間あります。4年生の元気な女の子が二人,生活科室に来て,百人一首を楽しみました。
 大人がかなり強くはらっても飛ばない札を,手作り専用練習台に50枚並べ,15分の暗記時間の後,時間があるかぎり……といっても残りは20分弱でしたが……。
 二人とも,かるたを取りたかったのでしょう。一生懸命家で札流しを積み重ねてきた感じで,札への反応はかなり速かったです。
 しかし取り方がかなりおとなしい分,手の速度はいまいち……でした。そこでとりあえず,札を本気に飛ばすつもりではらうよう助言しました。
 そこではじめて二人は本気で札を飛ばそうとしたのですが……。どんなに素速くはらっても,札はびくともしません。
 子どもたちは驚いていましたが,私はにんまりしていました。
 小学生は初心者のうちは自分の並べた札がぐちゃぐちゃになったのを戻すのが面倒くさくて,札の並びが乱れないよう体の動きをセーブしてしまう傾向があります。でもそれは,競技というかスポーツの上達にとっては,大きなウィークポイントです。
 最初は並んでいる札に倒れこもうが何しようが,当たり札に最速で到達できる体の動きを作ることが大切です。そしてそこには無駄な動きがありまくりで,そこから無駄を省きつつブラッシュアップしていく必要があります。そのための合理的な動きの追求,そこに道が拓けた感じです。
 私の中でも,絶対的な勝利に結びつけられそうな体の動かし方のアイディアがむくむくと浮かんできました。例えば上の句の一文字が聴こえるか聴こえないかの瞬間に,右足に重心を移し,右肩から相手陣に低い姿勢で突っ込みつつ,その体制で決まり字が確定した瞬間に当たり札に手が伸びる動きが体得できれば,それは強いと思うのです。ただ,それがルール違反か認められる範囲なのかは,私には判断できませんので,その点は全日本かるた協会の公式審判のみなさんに相談してみたいと思っています。

2月9日 火曜日 語呂合わせ記念日
 今日は2月9日の2と9を並べて「ふく」と読めるので,「ふくの日」だそうです。
 インターネットで調べてみても,だいたいそれ以上の気のきいた説明は出てきません。ということで私は今まで,インターネットの記述を音声パソコンで読ませて,
「ふぅん,今日はふくの日かぁ……」
で通り過ぎていました。でも,ふと気づくと「ふくの日」にかこつけて,さまざまな商売やら気の利いた言葉やら,たくさん考えられそうな気がしてきました。
 手始めに今日は登校してくる小学生たちに,
「ふくの日には,心の窓を大きく開いて元気にあいさつすることで,ふくを呼び込みましょう!!」
と言ってみました。うわぁ,効果てきめん!!小学生,私のはったりを真に受けて,いやぁ今日のあいさつのすんばらしいこと,すんばらしいこと。教師より詐欺師の方が向いてるかも……。でも私は教師道に徹しますからね。

2月7日 日曜日 災難……
 百人一首の札製作用に1月に買った,キャノンのエコタンクプリンターが突然動かなくなってしまいました。Wi-Fi経由でパソコンから無線接続していたのですが,うんともすんともいいません。
 そんな時,一昔前のプリンターなら,USBケーブルをつなげばそのまま使えたのですが,今のプリンターはそう簡単ではなく,やはりうんともすんとも言いません。
 インターネットでマニュアルを検索して,読んでみると……。プリンターを買った時についてきたDVDをパソコンに入れて,再セットアップしなくてはならないとのことでした。こうなると全盲の私にはにっちもさっちもいきません。
 妻の目を借りて,どうにかこうにか夕方近くにプリンターが使えるようになった時には,もう精魂尽き果てた状態になっておりました。

2月3日 水曜日
 今日は放課後かるた教室に来ているIさんがお昼休み,私の手作りかるたを練習台に並べて練習をしていました。
 何と,何枚かの札の磁力がほとんどなくなっていて,こりゃぁ大変!!ってなことになりました。やはり何とか札の磁力を保つ方法を考えなければ……。
 とりあえず黒板に貼り付けておくよう伝えておき間Hしたが,さて,どうなることか……。
 磁石は一般的には鉄にくっつけておけば,磁力が回復する性質があります。そのメカニズムについてはインターネットで調べてみてください。

1月29日 金曜日
 練習用の札12セット,専用練習台10枚が完成しました。N先生,頑張ってくださいました。練習台はあと2セット作っていただこうと思っているのですが,材料が欠品中で,入荷待ち状態です。
 放課後かるた教室の子どもたちが1セットずつ札を持ち帰り,好きな色のマジックで札に縁取りをしたり,名前を書いたりして,練習が再開できることを心待ちにしています。放課後子供教室に申し込んでいない子供たちも,ものすごく興味を示し,新年度になったら申し込みたいという声がちらほら上がっています。人数が増えるのはうれしい反面,増え過ぎたらどうしよう……とも思っています。その前に私が新年度も中央小学校にいられるかどうか,そこが大きな問題かもしれません。

1月25日 月曜日
 元自動車開発技師のN先生に作っていただいた,競技かるたの練習台に,新しく作った札を並べ,思い切り払ってみました。
 上体を保ちながら素早くはらっても,札は飛ばないのですが,倒れ込むようにして手で体重を支えながらはらうと,札が若干乱れる感じです。まぁこのくらいの磁力で十分なのですが,もう少し磁力を強くしてみたらどうなるかな??とか思っちゃうわけです。そこでその可能性を探ってみました。
 一般的に固形の磁石は,強い磁場の中に置くと,磁力が増します。無論,N局とS局を正しい方向に向けて置く必要はあるのですが……。
 また,めちゃくちゃ強い磁石のN局に磁力を高めたい磁石のS局,あるいはめちゃくちゃ強い磁石のS局に磁力を高めたい磁石のN局をくっつけて放置することでも,磁力を高めることができます。
 ということで手作り札を協力マグネットにくっつけて放置すれば……なぁんて考えるわけです。そこで手作り札が張り付く面が,N局S局どちらなのか,固形の磁石を近づけて調べてみると……。
 あっちゃかちゃぁ……。N局の部分とS局の部分がランダムに存在しておりました。
 それじゃぁマグネットシートの鉄にくっつく面を全部S局にしちめぇとばかりに,超強力電磁石のN局にマグネットシートの札を貼り付け,スイッチポン!!
 なぁんてことはわが家では実験できないのですが,どうなるかは興味深いところでして,いつかどうなるか,専門家にでも尋ねてみます。

1月24日 日曜日
 昨日も今日も,札づくりに明け暮れています。同時に音声パソコンに,全国の点字図書館が所蔵している本の点字データを超高速で読ませる形での読書をしています。
 白鳥士郎氏の『竜王のお仕事』(将棋を題材にしたライトノベル1巻〜7巻),
ほったゆみ氏の『ヒカルの碁』(囲碁を題材としたアニメのノベライズ1巻,2巻)
末次由紀氏の『ちはやふる』映画版ノベライズ上の句編
 とまぁ先週の土曜日あたりから,かなり気合入れて読んじゃいました。『竜王のお仕事』はまぁ面白いけど,小学生には全くお薦めできないかな。『ヒカルの碁』。
すんごく面白いんだけど,現実的にはあり得なさすぎるところが何ともかんともって感じでした。いや,心がゆさぶられるってことからすると,両作品とも読んでよかったなあと思うわけです。
 『ちはやふる』。これはリアルにありそうな感じというか,現実的な世界で繰り広げられそうなところから話が展開していくことと,状況の描写の具体性というか鮮やかさというか美しさが際立っている感じがして,心にごく自然になじみました。
 読んでいるうちに,いつか自分もこうしたストーリーを紡いでみたいという思いに駆られました。私にしか書けないというか,リアルで感動できるお話を。

1月21日 木曜日
 払っても飛ばない練習用の札を持ち帰った4年生の女の子が,早速かるたに淵をつけてきました。どうやら上手にできたらしい……。ほっと一安心していると……。
「先生,4枚ほど和歌番号と決まり字が間違っています」
と。がちょぉぉぉん!!
「ちなみに16枚ほど,文字の太さが細い感じなのがあるんですが……」
がちょんがちょんがちょぉぉぉん!!!
 いやはや教えてくれてありがとね。ってか多分この子は本当にかるたやりたいんだって思い,超感動でした。

1月20日 水曜日
 払っても飛ばない競技かるたの練習用の札を作っています。
 A4サイズのマグネット用紙1枚あたり,16首の和歌の下の句と,それに対応する和歌番号と決まり字(超小文字)を印刷し,それを元大手自動車メーカーの新車開発部門の技術者,N先生が,競技かるたの札の大きさに切り分けて,札の出来上がりです。
 専用競技台もN先生が作ってくださり,1月末から練習を再開させられそうな雰囲気になってまいりました。しかし問題も……。競技かるたの札には,和紙による縁取りがありますが,今回の手作り札にはありません。そのまんま並べてしまうと,等間隔に一行5文字ないし4文字の文字列が並んでしまい,混乱を来してしまいそうだといいます。そこで子供たちには,好きな色ペンで自分の使う札に縁取りをしてもらうことにしました。これでうまくいくはず……多分……。

1月19日 火曜日
 引きこもり生活ばかりしていると,ネットショッピングと仲良しになってしまいます。一昨日の日曜日,小学生が札を飛ばさずに素早く札を取る練習をするための札を開発しつつ,ついうっかりポチっとナ??
 家の中で燻製を作る鍋と,燻製用チップを買ってしまった。某○AHOO!!の倍々キャンペーンとかで,この日にペイペイでお買い物すると,5%ポイント増量に,つられてしまいました。この頃ネットショッピングにお金つぎ込み過ぎ!!ですが,おいしい燻製作っちゃおうという誘惑にはかないませんでした。

1月11日 月曜日
 今日は成人の日。しかしコロナの影響で,ずいぶんと成人式の中止が多いようです。実に寂しいことだなあと思います。ただ,今年,成人式を迎える皆さんには,是非,成人式ができないことを嘆いて過ぎるのではなく,今できることをきちんと考えて形にしてほしいと願っています。
 多分,成人式に着飾るというのは,
「僕は,私は,今まで育てていただいてこんなに立派に素敵になりました!!育ててくださった皆さん,ありがとうございます!!」
という意味が多分に含まれているのだと思います。どうか今年はそのことの意味深さを考えてほしいと,おじさんは心から願っています。
 新成人の皆様,育ててくださった方々へ精一杯の感謝の気持ちを伝える手立てを自分で考え,実践してください。誰かが何かをしてくれるのを待つのではなく,どうすべきか自分で考え,判断し,行動できる,そんな大人になってください。

1月6日 水
 宇都宮に住むようになってから長らくお世話になったバスカードが,1月4日で廃止となりました。5000円のカードを買うと,5700円分バスに乗れるというお得なカードでしたが,それが6月頃に交通系ICカードを使えるようにするための準備と言う名目で,廃止となりました。IC系が使えるようになるまでは,現金支払いとのことで,久しぶりに小銭をもってバスに乗っています。
 私たちは指先の感覚でお金を判別しますが,これがなかなか心もとない……。
 ギザギザが摩耗して消えてしまった100円玉は,何だか10円玉と間違えそうです。その他,紛らわしいなぁと思う場面がちらほらと。
 人々の気持ちってなかなか切り替わらない物で,バスカードでバスに乗ろうとして運転手さんに止められて,そういえば小銭はおろか,紙幣ももっておらずおろおろしている人もいます。
 そんなこんなでバスの遅れがいつもより顕著な二日間が過ぎていきました。

1月5日 火曜日
 多くの視覚障碍者がとても便利に使っている,プレクストークシリーズという音声読書機があります。全国の音訳ボランティアさんによるさまざまな本や雑誌の朗読を収録したCDを再生させるための機器です。CDといっても一般の音楽CDのように80分しか収録されていないとかいうのでなく,デイジーという専用の企画で,一枚のCDに何十時間分もの録音音声が収録されているものを再生することができます。
 さてさて,昨年から私は,インターネットオークションで旧式のプレクスター(PTR2)という機種を集めています。この機械,今から3年前に生産中止になり,今はPTR3になっています。しかしPTR2からPTR3になった瞬間,私が今まで便利に使ってきた大切な機能が省略されてしまいました。その機能というのは,PTR2で録音編集した音声をダイレクトにデイジーCDや,一般の音楽CDとして焼く機能です。この機能があるのとないのとでは大違い……ということで,世の中を血眼になって探し回ったら,1カ月に1度くらい,ヤフーのオークションに出品されていることがわかりました。
 以来,出品されるたびに落札を試みてきました。そして今,何と私の手元にPTR2が9台あります。それだけあっても全てフル稼働中です。逆にそれだけあると,ものすごい高度な録音ができて,楽しいんです。
 目の見えている人は,白い紙にさまざまな色彩を使って絵を描きます。同じように視覚障碍者はパソコンのデータ上にさまざまな音素材を配置して,音の絵を描くことができるんです。
 例えば9人の歌声を一台の録音機で録音したら,誰が歌っているかわかりません。でも一人1本ずつの録音マイクを前にして同時に歌ったものを9台の録音機で録音し,それを一つの音源にまとめると,声の小さな人の声を大きくして,逆に一人だけ目立ってしまう人の声を小さくして,一つの音源を作ることができます。
 しかも細心の技術を駆使した超高性能スピーカーで聴くと,一番左にA君,その隣にBさん……一番右にIさんが,9人一列に横に並んで歌っているように編集することもできます。もちろん一人一人の声を確実にはっきり9人聞き分けられます。高性能ヘッドフォンで聞いたら,聴く人をぐるりと取り巻いて9人が歌っているように聴こえます。そんなことが可能になってしまうから恐ろしい……。
 いつかこれを20台くらいのPTR2を使って作ってみたい……とか考えております。やっぱ私って変人化も……。でもすんげえ楽しい世界です。今年もガンガン楽しいこと考えてストイックにやってみます。

令和3年1月1日
 新年,明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

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