無農薬栽時のナスの実につく傷には,大きく分けて以下の4種類があります。
(写真付きで説明できなくてごめんなさい)
※頻度の多い順に記します。

1.アザミウマ,ナメクジ,その他諸々の生き物による傷
・長さ数ミリの,細い針先でつけたような無数の線状の傷(アザミウマによるもの)。
・直径2ミリから7ミリくらいの穴が実の深部に向かってできている(ナメクジによるもの)。
※アザミウマによる傷は,無農薬栽培では何らかの対策をしないと,ほぼ全ての実についてしまいます。味には問題ありませんが,市場価値は著しく低下します。

2.枝や葉と長時間にわたり軽くスレ続けてできた傷
・薄いかさぶた状で,周囲より若干かたい。
※実の中で常時スレ傷を修復する機構が働いて,アントシアニンが生成され続けることで,無傷の実より味がよいとされています(ホントかな??)でも一般的に市場価値は若干下がり,よくてB品としての取り扱いだとか。

3.強い風で枝に強くぶつかったり,大きな衝撃を受けたりすることでできる傷。
・傷口が深めで1日放置すると傷の周囲が膿んだようにジクジクしてくる。
※見つけ次第収穫し,すぐに料理してしまわないと,すぐに食べられない状態になってしまいます。

4.栄養バランスが崩ることでできる傷
・実の側面に縦に大きな割れ目が入ってしまう。
・お尻の部分が腐ってくる。
※今のところ長雨続きで収穫が滞った後に,たまに縦に大きな割れ目ができた実が見つかります。今シーズン我が家では,お尻の部分が腐った実は出ていません。

 さて,無農薬栽培で効果的に上のような傷をかぎりなく減らすよい方法はあるのでしょうか?また,それは具体的にどんな方法なのでしょうか?お時間のある方は是非,研究してみてください。

○『ナスの実の傷を減らす保護袋の素材に関する研究』トップへ!!
○『自由研究のネタ帳』トップへ!!
○『ドラネコ君のトリッパーチャンネル』トップへ!!
○『バリアフリーかるたの世界へようこそ』トップへ!!