このページでは,四人一首を体験する際の競技台について説明します。今のところ,百星かるた会では,四人一首に適した競技台を開発中です。どのくらいの大きさがよいのか,素材はどのようなものが適しているか,みんなで試行錯誤しながら見つけているような状況です。従ってここでは,今までどのようなものが試されてきたか,紹介していくことにしています。順番は,みなさんの身近にありそうな順に紹介させていただきます。
@座布団
A座面が四角い椅子
B長方形のお盆
C小さなむしろというか御座
D京都ライトハウスが販売しているバリアフリーかるた台
Eその他手作りの競技大
※競技者が視覚障害者の場合,置いた札の位置をきちんと把握できるよう,何らかの競技台が必要となります。特に,バリアフリーかるたを始めたばかりの点字使用者が,場に置かれた札を指先でじっくり確認する場合は,手探りで札の位置を確認する際,札がその場に固定されていることが,大切な要素となってきます。
 しかし,慣れてきたら札を置く際に,その札に書かれている文字を一瞬確認しさえすれば,札の配置が暗記できるようになります。そうなってくると,全盲者とはいえ,対戦で相手より速く札をはらってみたいという欲求が出て来ます。そこで,札が置かれている位置がすぐに把握できて,しかも払った札が勢いよく飛ぶ台が欲しくなってきます。
 要は,一人ひとりにとって,その状況に応じて適した道具が変化していくことを考えると,今はそれぞれが自身に合う台を試しながら,バリアフリーかるたに触れる時間を増やしていくことが大切だと思っております。
※いざ大会という時にどのような台を使ったらよいかについては,それぞれに試行錯誤していただいた結果をもちよって,みんなで決めていきましょう。