令和元年6月17日,理科室で金魚を飼い始めました。
 今回は,小学生にもちょっと無理すればお小遣いで揃えられる範囲の飼育用品を使い,特訓飼育です。実は私,今までも驚くべき飼育法(多分一般人の常識からはかけ離れたとんでもない方法)でたくさんの金魚を育ててきました。
 ところで<金魚の特訓>って何やねん!?と思われているアナタのために,今回の特訓で目指す成果と,とんでもない方法の実際を,具体的に解説します。
○特訓で目指す成果はこちら
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※新しい日記は写真の下にあります!!
6月10日 水曜日
 1周年にはちょっと早いのですが,一部,記念撮影をしてもらいました。1年でこんな感じになっています。
南沢が金魚5匹の入ったプラスチック水槽を胸の前にもって写真に納まっています!!
プラスチック水槽に金魚5匹を入れて,上から撮影していただきました!!
10月2日 金曜日
 長崎のカリスマ金魚ブリーダーS氏のHPでは,中央小学校の理科室で育てている金魚の兄弟が販売されています。
 こちらはカブトムシ飼育用のプラケースでガチに育てて1年で17.5センチ。片やS氏の育成池では32センチ。重さでいえば5倍以上の開きが出ているものと思われます。ちなみに32センチの金魚には20万円の値段がついていました。それが平気で売れていくから恐ろしい……。
 でも,中央小学校の金魚には多分,金額では表せない大きな価値があると思っています。おうちで金魚を飼い始めた子供がちらほらと。うまくいかないことがあってもすぐにあきらめるんじゃないぞぉ!!と心の中で応援しています。
9月18日 金曜日
 金魚って,大きくなってくると,デリケートというか気難しくなるみたいです。どうもエサをやっても気がむいた時にはかなりな勢いで寄ってくるのが,気が向かないと知らんぷり……な感じです。自分たちはこれ以上,小さな入れ物の中で体を大きくすることは無理だって,分かっているようで,食べる量をセーブしているようにも思えます。
 翻って自分はというと……。食欲には抗えません。金魚を見習わなければ……。
9月7日 月曜日
 一番大きな金魚が現在17センチくらいだそうです。若干頭がボコボコし始めているとのこと。
 金魚の水槽が3つに,錦鯉の水槽が一つあります。どれも同じ大きさの入れ物なのですが,錦鯉水槽の方が,金魚水槽よりはるかに壁面の汚れるスピードが速い感じです。
 錦鯉の成長はほぼ止まった感じです。栄養を摂取してもそれを体外に排出してしまっているのではないかと思います。
 それに対して金魚水槽の壁面が錦鯉ほど汚れないのは,金魚が効率よくエサヲ体内に取り込み,それで体を作っているからかもしれません。ということで金魚の方は,狭い環境とはいえ,少しずつ成長を続けているようです。
 この環境で,何センチまで育てられるのか,楽しみのような怖いような……。
8月24日 月曜日 季節の変わり目
 金魚もクワガタもカブトムシも,意外と暑さのピークには命を長らえ,涼しくなって安心するタイミングでポックリ逝ってしまうらしい気がしています。
 ということで本日,1匹の金魚が★となりました。最初11匹だった金魚が,これで9匹となってしまいました。
 8月4日に大きな金魚を別水槽に分けたのですが,以後,小さな金魚にも十分すぎるエサがいきわたるようになりました。そうしたら,今まで体力で負けていた子たちがエサを食べ過ぎてしまい……。一番小さな真っ白い子が,★となりました。1年ちょっとの長きに渡り……って短命だったか……。「ありがとう!!」と心の中でつぶやいて,庭に埋めました。
8月19日 水曜日 金魚にも感情はある!?
 私は金魚と向かい合っていて,金魚たちにも感情があるだろうと思う瞬間があります。
 成長のはやかった2匹の金魚を,新しい入れ物に入れてからというもの,この2匹,明らかに情緒不安定となりました。小さな物音に驚いて,強く水槽の壁にぶつかってみたり,エサを全く食べなくなってみたり……。
 今までは全くそんな兆候を見せずに,二つの入れ物に五匹ずつ入っていたそれぞれのボスとして,エサを食べまくっていました。それがそれが……。
 あんまり情緒不安定がひどいので,このままポックリ逝っちゃったらどうちまちょってな具合に,マジ心配しちゃいました。
 とりあえずどんな状況でも大丈夫なように,0.55%の食塩水の中で暮らしていただいて,月曜日,火曜日,水曜日と,エサを少しずつ与えました。
 そして本日,ようやく今までの半分くらいエサを食べるようになりました。16センチの金魚じゃァまだまだ子供たちは驚きませんので,カブトムシ飼育ケースで,20糎超えるところまで何とかもっていけたらと思います。
8月11日 火曜日
 中央小学校で飼っている金魚ですが,子供たちがお小遣いで買える飼育道具を使って……ということで,カブトムシを飼うようなプラスチックのケースで暮らしています。
 何でもこのあいだ増やした水槽,中がめちゃくちゃクリアに見えるらしいのです。今までの入れ物は,すぐ隣に3つ並べて置いてあるのですが,透明度が悪いというか,白くかすんでいるとのことです。水はきれいなのにどうしてか……。
 そう思っていたら,どうやら水の濁りではなく,プラスチックの劣化による濁りだということが判明しました。そこで濁りを取るためのあれやこれやを検索すると……。
 ありましたありました。プラスチックの濁りの原因。表面にかなり細かい傷ができることによっておこるらしく,専用の研磨剤で磨いてしまえばクリアというか透明な状態に戻るのだとか。
 そのうち試してみます。いつになるかは分かりませんが……。いちおう小学生は目が見えていますから,濁っているより透明な方がはるかによいのですから。
8月4日 火曜日
 成長が頭打ちとなりました。そこで,水槽を一つ増やして各水槽に入っている金魚の数を減らしました。金魚は20糎を超えてくると,ようやく立派な感じになりますが,そこまでお子様たちに見せてあげたいと思っています。16センチの金魚ならその辺で目にすることができるかもしれませんが,20糎を超えている金魚を目にするのはなかなか難しいと思いますので……。気合を入れて大きくするのは夏休み明けかな??と思っています。
7月13日 月曜日 結果的に大失敗!!
 先週の金曜日,子供たちが理科室で大騒ぎをしていました。
「先生,理科室で脱走したザリガニがどっかで腐ってます!!」
そ…そんな馬鹿な……(私の心の声)
 そもそも理科室にザリガニなんて,もともとおりません。
 原因は金魚の水槽でした。でも子供たち,水が透明なものだから,見た目にだまされて,原因が金魚水槽だなんてこれっぽっちも考えなかったらしいです。そこで,何ともいえないにおいの素を,きっとザリガニが逃げ出して干からびたのだろう……と推測したらしいのです。
 実は新品のフィルターには金魚の糞を分解するバクテリアが棲んでいません。ということで,分解されない金魚の糞がにおっていたのでございました。新しいフィルター何て買うんじゃなかった……と,若干反省しています。
 ちなみに金魚と錦鯉の健康状態には,何ら問題なさそうです。
7月6日 月曜日
 金魚の水槽に,エアーポンプで空気を送っているのですが,私は空気の出るチューブの先に,水作エイトという,簡易のろ過装置をつけています。簡易とはいえ,これ,私的には超高性能フィルターです。どういう仕組化分かりませんが,金魚のウンコをまぁまぁきちんと吸い込んでくれます。
 ということで新しい水作エイトを買って来て,本日古いものと交換しました。いやはや空気が古いものに比べて倍くらい出て来たので,びっくり仰天でした。
 あんまりフィルターを掃除していなかったもので,かなり目詰まりをしていたと思われます。もちろん古いフィルターは処分するのではなく,きちんとメンテナンスをして再利用します。
 早速分解して中を掃除しました。ヌルヌルデレデレ……しかしヘドロのようなにおいではなく,水草的なにおいでしたので,有益なバクテリアが棲んでいるのではないかと思われます。でもこんなにもヌルヌルデレデレではどうしようもないので,きれいに洗って干しました。
 金魚はといえば,最近は成長が止まっている感じです。やっぱり入れ物が狭すぎるか・・・。でも何とかして子供たちが「こんな金魚見たことない!!」レベルの大きさまで育ててみたいものです。何とか工夫します。
6月8日 月曜日
 中央小学校の金魚は,去年の6月17日に,長崎のジャンボシシガシラのトップブリーダーS氏より送っていただきました。今年も稚魚から……と思いきや,販売開始10分で売り切れました。ということで今いる金魚たちの特訓飼育のアクセルをふかすことにしました。
 子供たちによると,かなり赤と白のコントラストがしっかりしてきたとのことです。当然ながら模様には,よいものとイマイチなものがあるそうで,まじりっけない白ってのは結構人気があります。白でも筆の先についた赤い絵の具のしずくがどっかから飛んできて,薄く汚れたような感じでくっついているのは……って感じなんだそうです。
 真っ赤ってのは,子供たちはあんまり好まないようです。私は好きなんですけど……。一番人気は8センチくらいにしかなっていないのですが,真っ白いボディーにイチゴジャムをたらしたようなのなんだそうです。何でも白地の輝きと,赤い部分のコントラストが横から見ると見事だそうで,大きいからいい,小さいから悪いってものじゃないそうです。
 ところで錦鯉で考えると,小さくて美しい模様ってのは,大きく育てると全然ダメだったりすることが多々あります。中央小学校の金魚,一番人気を取り出して特訓飼育してみたいところなのですが,これが思案のしどころです。でかくして見栄えしなくなっては困りますので。
5月28日 木曜日
 現在,金魚たちは急速に肥大化しております。エンジン全開絶好調みたいにエサを与えまくった結果,そんなことになっております。
 一番大きな金魚が現在15.5センチ。6月17日に,金魚君たちが中央小学校に来て1周年となります。3匹以上を17センチまで育てるという目標はかなり難しいとは思うのですが,いい選行っている気がします。全てを13センチ以上……これは全然無理。小さいの何て7センチくらいです。あははははって笑うしかありませんね。6月17日には,1年経った記念撮影をしようと考えています。
5月16日 土曜日
 最近の様子を振り返ります。
 理科室の金魚水槽の下の棚に,最近,どこから運ばれてきたか,私が準備したものとは異なる金魚のエサ袋が置かれるようになりました。
 早速臨時登校中の子供たちに声をかけてみると……。子供たち,怒られるかもしれないとびくびくしています。多分,他の先生方なら若干不快モードかもしれませんが,私は至って平気な顔で,
「これ,賞味期限いつかな??」
と。一人の男の子が恐る恐る表示を確認し,
「2,2019年3月です……」
本当は製造年月日から3年とか5年先の賞味期限が設定されている商品ですから,1年くらい賞味期限が切れていても,実は何ともないのですが,ここは教育の場です。私は笑顔で賞味期限切れを根拠に,そのエサを廃棄するように言いました。
 すると子供たちも賢いです。
「賞味期限が切れていなかったらよかったんですかぁ??」
「君たち賢いねえ!!おうちにあまってるエサがあって,賞味期限切れていなかったら,ここへもってきてあげちゃっていいから。エサだってただじゃない。」
 数日後,ありゃりゃぁ……棚の中が安いエサだらけ。しかもどれもこれも中身の10分の1も使われてないものばかり。
「こんな新しいエサ,もらっちゃっていいんかい??」
というと,
「金魚飼い始めたんだけど,死んじゃって,エサだけ残っちゃったんです……」
と。世の中の小学生,どんだけ金魚飼うのヘタクソなんだって話です。もちろん私も11匹の金魚のうち,1年間で1匹★にしましたよ。でも10匹は順調??かな。カブトムシの飼育ケースでも大丈夫,水道の塩素の中和なんてしなくても大丈夫,まちがってエサをあげすぎちゃったって大丈夫,こんなに丈夫な金魚,どうしたらそんなに★にできるものかなぁ……と今は思っています。ここまでになるには数限りない失敗を乗り越えてきたのは言うまでもないのですが……。
 小学生には,失敗にめげずに何度も挑戦して,金魚飼育の腕を上げてほしいと,強く願う今日この頃です。
5月12日 火曜日
 休校中ですが,平日は,理科室にお預かりの児童が5名ほど来て,自主学習に励んでいます。今まで金魚になんか興味も持たなかった子供たちが,金魚の世話にチャレンジしています。
 といっても子供たちには見えないところで,いつ何時,どれだけエサヲ与えても★にならないように管理して,後は子供たちにお任せ方式なのですが……。
「どうしてこんな小さな入れ物で金魚を飼って,こんなにエサをあげてるのに,水が透明なの?」
 はいはい,それは君たち,どうしてか自分で試行錯誤しながら答えを見つけてね!!ということで,1年間で13センチ以上……の目標は,11匹中4匹しか達成できておりません。所詮プラスチックのカブトムシ飼育容器に5匹ずつ押し込めているので,成長はこんなもんかもしれません。
 錦鯉は,ここへきて,赤がめちゃくちゃ鮮やかになってきたらしいです。模様はイマイチな感じのようなのですが……。
4月6日 月曜日 またしてもやっちまいましたぁ……
 今日は錦鯉が1匹,★になってしまいました。冬眠から覚めて,エサを少しずつ食べるようになったはいいけれど,消化器系がついてこれなかった……というのが原因と思われます。
 今朝,水を替えた時,既に動かなくなっておりました。死後硬直が始まっていなかったので,多分今朝がた息を引き取ったものと思われます。
 尾腐れの症状が出ていました。3月半ばに★になってしまった金魚は,明らかに栄養失調でしたが,今回はまたちがった原因で,小さな命を失ってしまいました。
 うぅ〜ん。難しい。特にこの時期は……。
3月23日 月曜日
 ホームセンターで,金魚のエサを買いました。昨年11月より,10%以上値上がりしていました。世の中は徐々にインフレに向かっているのかな……そんなことを感じさせられました。
3月13日 金曜日 やっちまいましたぁ(トホホォ……)
「南沢先生,金魚が!!!!!」
とある女性の先生が異変を教えてくださいました。
 結論からいいますと,一番小さな金魚が★になりました。体調6センチ。亡骸を手に取り,こんなに小さい金魚がいたのかと,驚いてしまいました。やせてはいましたが,鰭は全てきれいな状態でした。秋までの成長不良の上に,冬の絶食で体力が落ちたことが,直接の死因と思われます。
 悲しいことではありますが,生き残った金魚の体調を整え,きちんと育てることこそ,亡くなった金魚への一番の弔いになるだろうと考え,3つの水槽を0.55%食塩水にして,来週の水曜日まで絶食させることにしました。
 幸い他の金魚や錦鯉は,エサをねだって思い切りクレクレダンスをしているとのことですから,何とか体調を整え,その後徐々にエサヲ増やし,体力を回復させられるだろうと思っております。
3月11日 水曜日
 水温が上がってきましたので,ぼちぼちエサを与えております。今日は1週間ぶりに水替えをしました。
 今日の水替えは朝ではなく,お昼ちょっと前でした。
 理科室の机には先生方が1年間使っていた教科書が学年ごとに整理して置かれ,さらにそこで作業されている先生方がいらっしゃる中での水替えとなりました。
 作業はスピード勝負ですので,いつも通り3つの水槽のフタを外し,中をスポンジで磨き上げ,フタをして,一気に中の水を流しにジャバァァっとあけました。
 女性の先生方が悲鳴を上げました。
「せ,先生,金魚が……」
底砂の上でばったんばったんしている金魚たち。私はかまわずホースで勢いよく水槽に水を注ぎこみました。
「金魚が底砂と一緒に水槽の中をぐるんぐるん回ってます!!」
「はいはい大丈夫……えぇ???」
な何と,ホースから出ているのはぬるま湯でした。どうやら理科室に通じる水道管は,職員室の壁を経由して理科室にたどり着いているらしく,暖房を炊いている部屋の温度にまで水道水が温められたらしい……。
 とまあいろいろありましたが,最終的には金魚はいつも通り,きれいな水の中で優雅に泳ぎました。
3月3日 火曜日
 2カ月ぶりくらいに水槽を掃除しました。いやぁ壁面がヌルンヌルンしていて,そぎ落とすのが大変でした。これでは中を観察するのもさぞかし大変だっただろうと思いました。
 一番大きな金魚が11・5糎弱だそうで,11月からほぼ成長が止まった形です。それでもお腹がぺちゃんこな金魚と,やや膨らみを帯びてきた金魚がいて,雌雄の差が現れて来た感じです。しかし雄に追い星は現れておらず,4月頃までは同居させていても問題はなさそうです。
 この大きさで産卵させてしまうと,メスは確実に体型を崩してしまいますので,時期を見て雌雄を分ける必要が出て来そうです。
3月2日 月曜日
 水温16度。金魚と錦鯉はぽつぅらぽつぅらとエサを食べ始まっています。新型コロナウィルス騒動で,水槽の掃除は全くできていません。亜硝酸濃度が上がりまくりなにおいがプゥンと漂ってきました。黄色信号点灯状態ですので,時間を見つけて水槽掃除をします。一応金魚11匹,錦鯉4匹,元気にしています。
2月5日 水曜日
 金魚の世話をしてくれているお嬢様から,水槽の壁面が汚れていると,クレームをいただいてしまいました。
「すみません。手が冷たくて……。」
そう言い訳をすると,
「最近暖かいから金魚も鯉もバクバクエサヲ食べています。エサを食べるってことはそんなに水はつめたくないと思いますから,ミズゴケを落として水槽の水入れ替えておいてください。」
だそうです。どっちが子供でどっちが先生か,最近分からなくなることがあります。金魚も錦鯉も順調に生きています。
1月30日 木曜日
 昨日,今日と,1月としては驚異的な高気温状態が続いております。理科室の最高気温20度(暖房ナシ)。子供たちによると金魚や錦鯉は活発に動いているそうですので,エサを与えるように指示しました。
 これからはぽかぽか陽気の日を見計らって,週に2回くらいエサを与える感じになりそうです。それにしても地球温暖化はどうにかせにゃぁいけません。
令和2年1月6日 月曜日
「南沢先生,金魚水槽が!!」
慌てふためく副校長先生の声。
 な,何と,金魚水槽に酸素を送るエアポンプが一台,故障して動かなくなっておりました。冬でよぉございました。金魚は全て無事でした。
 早速,一時しのぎですが,別のポンプから酸素を供給できるようにしました。
 それから3週間ぶりの水替え。水温5度って,めちゃくちゃ冷たいです。スポンジでおもちゃみたいな水槽の内壁を磨き上げ,敷いてある砂利をじゃりじゃりとかき回し,ふたをして中の水を全部捨て,そこへ水道水をじゃじゃじゃぁ……っと。
 作業を終えて職員室に戻ると,両手がパンパンに腫れて,まるで野球のグローブをはめたように固くなっておりました。
 明後日から子供たちが登校してきます。そうしたら子供たちに金魚の様子を教えてもらいます。
12月17日 火曜日 冬でも変化が……。
 金魚にエサを与えて観察している子供たちが,エサを与えなくてもよい今の時期になっても,金魚への興味を失っていないようです。
 泳ぎ方や動き方を見ながら,適度にエサを与えているようで,その様子を説明しに来ます。
 その説明の中に,面白い事実を知りました。何と,水温の高い時期に成長した金魚に比べ,今の時期は小さめの金魚たちの成長率が,大きな金魚より高そうなんだとか。明らかに大小の差が知事待っている……ような気がするんだそうです。
 もしそうであるとすると,学術的に大変大きな生命メカニズムの定理が導き出されることになります。
 話は飛びますが,今年は秋鮭が記録的な不漁だそうで,その理由として日本近海の急速な温暖化が挙げられております。
 にも関わらず,水温のかなり高い場所へ帰って来た鮭も,確かにいるのです。
 ということで,魚が温暖化や寒冷化にある程度対応するための,遺伝子に組み込まれた生命メカニズムがあると,私は考えます。
 夏場に著しく成長した金魚,そして冬場に成長している金魚。これが同じ兄弟として,同じ二親から生まれているという事実。これと似たようなことは,オオクワガタ飼育でも確認しております。いやぁ実に面白い!!
 真相を突き止めるのは,私ではなくて,中央小学校の小学生たち??かな??
12月11日 水曜日
 今日は久々に金魚のお話。土曜日に寒気が去った後,異常気象的な暖かい空気が宇都宮に到来。理科室の金魚水槽の水温は18度まで上がりました。そこで子供たちには,金魚にエサを与えるよう指示しました。
 さて,以前の日記でお知らせしたとおり,一般人の金魚飼育日記で感動したページを紹介します。
○金魚迷惑!!
 私も勤務する小学校の理科室に勝手に飼育ケースを置いて,金魚を育てている都合,超金魚迷惑なことをやっておりまして,ページのタイトルに『金魚迷惑』と書いています。
 ひょっとして同じように周囲に迷惑??をかけつつ金魚を飼育している人たちの奮闘記があるのではないか??と思って検索して見つけたページです。
 これほどまでに愛情をもって金魚に接している方はいないかな??でも,小学生には命の尊さを痛感していただくにはものすごく適したページと感じました。
12月10日 火曜日
 伊勢海老君は,人工海水に浸かった翌日,私のお腹に入りました。死んでしまったわけではないのですが,若干弱ってしまったのでした。
 早速に原因分析。
 海水の塩分濃度は約3%。結構塩分をたくさん含んでいます。エビの体内の塩分濃度は約0.55%。エビの細胞壁を隔てて,外側が3%,内側は0.55%。細胞壁は水に溶けた塩化ナトリウム分子が通過できない構造になっていますが,水の分子は通します。
 放っておけば水の分子は塩分濃度の低い方から高い方へと移動します。そして自然の作用としては,エビの体内の水分は外へ出ていきます。体内と体外の塩分濃度を同じにしようとする自然の作用で,水分子が動くわけですね。
 それを,エビの体力で海水から水分子をたえず取り込み続けて,体内の塩分濃度を0.55%に保つわけです。
 ということで体力が衰えた伊勢海老君は,体内の水分を,浸透圧で体外の海水に奪われてしまうのでした。そこで次の手。
 体力の落ちた伊勢海老君を手に入れたら,次は塩分1.5%の人工海水に浸してみます。それがダメなら1%,それでもダメなら2%。どこで体力回復が実現できるか。こういうところに研究の楽しさが潜んでいます。
12月4日 水曜日
 この前の日曜日,三重県の漁協から伊勢海老が5匹送られてきました。一番大きなヤツは500グラム超えで,届いた時に既に若干弱っていました。ということで即,お刺身になって,私のお腹に入ってしまいました。
 次に大きかったヤツ,体重400グラム強。2匹いたのですが,あばれて触角が折れてしまったので,エビチリになって私のお腹に入ってしまいました。
 残り2匹。300グラム弱。これがまた元気でギューギュー泣きながらドッタンバッタン。朝の時点でも大変な騒ぎをしておりましたので,夕方,大きなホームセンターで,人工海水の素10リットル用380円というやつを購入して,人工海水漬けになっていただきました。飼おうかどうしようか……。
 例によって金魚飼育のためにストックしてあった15lプラスチック飼育ケースに入れたところ,夜遅くに大暴れ!!あっちゃかちゃぁ……みたいなことになっています。
12月4日 水曜日
 冬場の常温飼育というのは,やることがなく,少々手持無沙汰です。いつも金魚の世話をしている子供たちも,エサを与えることを禁じられ,退屈そうです。
 私が様子をたずねると,返ってくる言葉は,
「相変わらず元気ですよ!!」
(ボキャブラリ少な……(私の心の声))
 このままでは理科室の金魚は子供たちに忘れ去られるかもしれません。そこで考えました。こういう時こそ,世の中で飼われている金魚たちの様子に目を向けてほしい……と。
 いやぁ,ネット上の金魚の飼育日記ってのは,実にバラエティーに富んでいるもんだなぁ……ということを実感しました。それも業者とかプロのブリーダーさんの記録より,一般の方々の飼育日記の方が遥かに面白い!!みたいな。
 そのうちに「面白い」とか「考えさせられる」とか「子供たちに読んでもらいたい」と感じるようなページを紹介します。
12月2日 月曜日
 相変わらず金魚は6月17日に長崎から届いた11匹,健在です。錦鯉は4匹,元気にしております。(理科室に来て1週間目に1匹お亡くなりになり,子供たち大騒ぎしたのですが,その後は大丈夫。)
 今朝は理科室の金魚水槽と錦鯉水槽の掃除をしました。水温は8度。これくらい下がってくると,水が冷たくて冷たくてもうたまりません。多分エサヲ与えたらぽつぅらぽつぅらは食べるのでしょうが,こんなに冷たい水に手を突っ込んで水槽を掃除するのはこりごりですので,子供たちにはエサを与えないよう指示することにしました。金魚と錦鯉,いよいよ冬眠です。一年で一番手のかからない時期に入りました。(誰かが無茶なエサやりさえしなければ……のお話ですが……)
11月13日 水曜日
 昨日,中央小学校の金魚の兄弟たちが,
長崎のトップブリーダーS氏の金魚販売ページ
で売り出されました。一番安い子で,1匹3000円。それでもガンガン売れてしまうスーパー金魚の兄弟が,中央小学校の理科室にいるなんて,子供たちは夢にも思っておりません。そこのところ,意識してもらえるよう,情熱を傾けて,金魚を美しくでかくしていきます。
11月20日 水曜日
 今日で今年度の宇都宮大学を会場とし手行った,化学お楽しみ広場から1カ月となりました。科学お楽しみ広場では,カリスマ錦鯉ブリーダーの栗原氏による,錦鯉の総数500匹プレゼント企画が行われ,私も5匹ほどいただいてきていたのでした。
 2週間目に銀鱗黄金が,消化器系疾患から誘発された尾腐れ病により,天国に旅立った後,残りの4匹は元気に暮らしております。
 それにしても命というものは,小さくとも,子供たちの心に大きな重みをもって受け止められているようです。金魚にエサを与えている子供たちが,鯉にエサをあげるのが怖いと,口々に言います。結局,私が時々,鯉にエサを与えることになりました。
 同時に子供たちの関心は金魚に傾き,すぐ隣の水槽に泳ぐ錦鯉への関心は若干薄くなっている感じです。面白いものです。というか,人間ってそんなものかもしれませんが,いつでもエサを与えて大丈夫な金魚,そしてそれにうれしそうに反応する金魚への愛着が高まり,エサを与えたらどうなっちゃうか未知数な錦鯉は敬遠され,それが積み重なると関心も薄れ……。
 関心を薄れさせないために,教師サイドができることは,たくさんあるだろうってお話でした。錦鯉に限らず,子供たちが学ぶべきこと,経験すべき[一つ一つに言えることかもしれませんが……。
11月11日 月曜日
 理科室の平均水温が14度程度で推移するようになりました。子供たちには餌を控え目に与えるよう指示しました。水のにおいで水質を推し量っていますが,生臭さがほとんど出ていないので,水替えを月曜日と木曜日の朝に行うことにしました。さらに水温が低くなったら,水替えを2週間に1度程度にして,底砂を厚く敷いて,エアポンプのエアーでぐるぐる回る水車とか,竜宮城とか,いろいろとデコってみようと思っています。そういうのも情操教育になるかも……とか勝手に思う今日この頃です。
10月31日 木曜日
 成長頭打ちかも……。
 9月に15l水槽じゃぁいかんせん狭すぎるだろうってことで,ズルっ子して30lプラスチックオンボロ飼育ケースに変更してしまったのですが,最近,成長が鈍化してきているような感じがしています。一番大きな金魚が現在11糎くらいだそうですが,どうも最近,成長している感じはしません。エサはちょっと高価なランチュウベビーゴールド300グラム600円ちょいとなっておりますが,バクバク食べております。水温は20度前後をキープしており,本来は絶好の成長時期なのですが,どうしたことか……って感じです。やっぱり金魚は飼育容器の大きさによって成長を自分から抑制してしまうものなのだろうか……。
 小学校の理科室は,一応教育現場ですので,命を大切にするという観点からすると,色のよくないものをサヨナラしてしまうというのはNGでして,11匹を延々と育て続けなければなりません。でも金魚でかくしたい,でかくしたい,でかくしたぁい!!ってことでそのうち30lプラケースを増やしちゃうカモ。
 一つ,いいことに気が付きました。ランチュウベビーゴールド,お高いだけあって,水に生臭さが出にくいことが分かりました。
10月29日 火曜日
 10月21日に立ち上げた錦鯉水槽,25日の金曜日に調子を崩しました。たまたま放課後子供教室の先生が,26日開催のオオクワガタ飼育教室の準備に,理科室を訪れた際,1匹横になっている錦鯉を発見。私はただちに水槽の水を交換しました。そして食塩を165グラム測ってもらって,そのまま水槽に投入。錦鯉さんたちには0.55%の塩水浴に入っていただきました。
 28日に,子供たちが,錦鯉の様子が変だと知らせて来ました。一匹横になっていた錦鯉は,末期の尾腐れ病の症状を呈し,青息吐息でした。仕方なく隔離飼育に切り替えたのですが,29日,御臨終とあいなりました。ナムナムナム……。
 他の4匹は尾腐れの症状を呈していませんが,1週間エサ切りをして,体調を整えることにしました。
 今回の症状は,御遺体の腹部が異様に膨らんでいたことから,エサの与え過ぎによる内臓疾患が引き起こした症状と考えられます。早速,普段エサを与えることを楽しんでいる子供たちを集め,今回の顛末を説明しました。
 命の尊さを伝える投げかけができたのだろうか……。錦鯉の消化器系は,金魚とは比べ物にならないほどデリケートなことを思い出しました。
10月21日 月曜日
 昨日は,毎年恒例の,宇都宮大学峰キャンパスを会場と下,理科教育研究会主催の,『科学お楽しみ広場』のお手伝いに出かけてきました。
 私がこの企画に関わり始めて今年で11年。いやぁ,それにしても来場する子供の数がずいぶん増えました。最初は30人くらいだったと思いますが,今は300人を超える子供たちが来ています。
 毎回,ゲストで,埼玉県のカリスマ錦鯉ブリーダー栗原氏が,たくさんの錦鯉の稚魚を連れて会場にやってきます。今年も無料配布用500匹,それからジャンケン大会の優勝者にプレゼントされる飼育用水槽セット8セットをもって,かけつけてくださいました。
 私は今年から『オオクワガタ幼虫を育ててみよう』ブースを担当することとなり,錦鯉ブースには常駐できませんでしたが,栗原氏とたくさん話をしました。
 栗原氏をこのイベントに最初に招いたのが私であることから,ブースの担当が代わっても,話す機会はたくさんあります。
 今回も興味深いお話をたくさん聴くことができました。その中で興味深かったお話が二つありました。
「何故,塩素中和剤が必要か」そして「温度と色彩の変化について」の二つです。
 まず一つ目。塩素は漂白剤にも使われている通り,脱色作用があるので,鮮やかな体色を保つために中和しているそうです。
 二つ目。水温が30度を超えると,色素の質のよくない個体は,色が飛んでしまうとのこと。高水温で色飛びを防ぐためには,絶食が効果的だそうです。ちなみに中央小学校の理科室は今夏,水温34度まで上がっておりますので,色飛び限界をかなり超えていると思われます。
 そこで心配になることは,今,理科室にいる金魚。高水温や塩素の影響をどの程度受けているかいないかということ。
 そしてそれを検証する第一歩は,錦鯉を理科室で飼育して,1年後,どうなっているかを栗原氏に診ていただくことが一つの手だろうということになりました。
 斯くして明日から,理科室で錦鯉の稚魚を5匹飼育することとなりました。紅白が2系統(鮮やかな赤のものと,柔らかいカキ色の2系統),昭和三色(白地に墨が乗り,その上に鮮やかな赤が乗っている鯉),全身がオレンジの鯉,そして金色に輝く黄金(ウロコが乱反射してきらきら光る銀鱗タイプ)の5匹です。
 塩素中和剤を使わず,夏場は高水温にさらされ,さらに日光もほとんど当たらない状況の小さな水槽で,どの程度鑑賞価値を保つことができるか。妙チキリンな研究の,はじまりはじまりぃ!!!ってやつです。どうなるか,結果をお楽しみに!!
10月7日 月曜日
 毎日毎日,6年生の音楽の授業で鑑賞した「木星」の鑑賞プリントにコメントを書き続けています。一緒に授業をしているN先生が,プリントを全部読んで,ICレコーダーに録音してくださったのを,パソコンで文字おこしをして,コメントを書いていきますが,それがなかなか大変です。
 1時間に3枚のペースで作業するのですが,途中で集中力が途切れるものだから,そのたびに理科室に行って,水槽にパラパラパラァってエサを撒いて。
 子供たちが口々に,
「先生,金魚がお相撲さんみたいな体形になっています!!全然長さは伸びないんですが,すごい肥満体形です!!」
とうったえてきます。犯人は私です。皆さま,私には極力ストレスを与えないようにお願いします!!金魚が太りますから。
10月2日 水曜日
9月2日現在の情熱金魚
 金魚は11匹,元気です。9月16日に,金魚が風邪をひいた話を書きましたが,それはやっぱり3日で完治し,それからまたバクバクとエサを食べています。
 そういえば子供たちが不思議なことを言っていたのを思い出しました。金魚は新しい入れ物に入れて風邪をひいた後,1週間で,一回り大きくなり,その後,成長が止まったみたいだとか。
 いろいろと原因を考えてみたのですが,どうも0.5%食塩水は金魚の成長を助長するのではないかという結論に至りました。
 というのも私,それを裏付けるべく,いつも与えている金魚のエサを自分で食べてみたのです。まずぅ〜い!!ってのは言うまでもないのですが,塩分を全く感じません。まだランチュウベビーゴールドには代えていないのですが,これじゃぁなぁ……って感じです。金魚を情熱的にでかくするために,ちょっと栄養バランスを考えます。
9月26日 木曜日
 お久しぶりの更新となってしまいました。現在,一番大きな金魚は9糎ほどになっております。色は若干カラフルになってきたようです。ただし,子供たちの説明をきいているかぎり,まだ金魚本来の色は出ていないような気がしております。
 白いものは,正確には白でなく,うすい肉色だそうです。寒天ゼリーの中に肉の塊があるような,そんなイメージだとか。
 他に,そのうすい肉色に,黄色っぽい色がのっているもの,オレンジの模様が出てきているもの,全身朱色に近くなっているものがいるそうです。
 9月16日,この金魚たちの兄弟がどうなっているか,
長崎県のカリスマ金魚ブリーダーS氏のホームページ
で確認しました。何と一番大きなものは15センチを超えてきているそうです。
 思わず飼育ケースを容量15lから30lに交換しちゃいました。反則???いやいや容量30lのプラケースは2000円以内で手に入りますので,ぎりぎり小学生のお小遣いで何とかなるかなぁ……ってことでセーフ……かな??
 それから,エサもハイスペックなものに交換することにしました。キョーリンのランチュウベビーゴールド300グラム600円。今までは水に浮くタイプの,消化のよい安いエサを使っておりましたが,いわば毎日ポップコーンを食べさせているような感じでいまいち育ちが悪かったかと。
 今度は今までに比べたら,ビーフステーキ並みに栄養価が高いエサとなります。しかし,消化という点においては,今までのエサより劣ることは否めません。
 そこで今までのエサを限界まで多く与え,胃袋を大きくしておくことにしました。ところがです。
 昨日,5匹入り水槽の子たちが調子を崩し,全くエサヲ食べなくなりました。いわゆる風邪をひいた状態ってやつです。
 ということでしばらくは金魚君たち,風邪の治療に入ります。といったって,毎朝水を交換した後に,水槽の水に食塩15グラムを溶かすだけで,エサは今まで通り与え続けるのですが……。
 乱暴な飼育のように感じられるかもしれませんが,これで3日もすれば体調は万全になってしまいますので,不思議なものです。
9月4日 水曜日
 夏休み明け,初の金魚の体長計測をしてもらいました。夏休み中に長期間,エサを与えられなかった都合,伸びはいまいちです。一番大きくなったもので,体長7糎をやっと超えてきた感じです。来年6月に17糎は若干難しいかなぁ……と感じる今日この頃。いやいやあきらめずに頑張ります。
8月29日 木曜日
 金魚を見た子供たち,腰を抜かすほど驚いて,私のところに報告に来ました。カラフルとまではいかないけれど,色がついたそうです。
 子供たちに様子を詳しく教わりました。11匹中,多分全面白が3匹。「多分」というのは,白に金色が混じっていて,雪のような白ではなく,これから色が上がってくるかもしれない……という感じの白だそうです。11匹中,最も成長した子,真ん中ら辺の大きさの子,そして極端に1匹だけ成長の遅れている子が,白い感じだそうで,最も大きな子と,一番小さな子の「白」の質がちがうような気がする……とのことでした。
 その他はオレンジがかっているものが6匹,まだ色が変わっていないものが2匹だそうです。
 オレンジ色の6匹の中で,模様が出始めているものが1匹いるそうです。頭が鮮やかな赤,ボディーはオレンジ色の濃い部分と薄い部分のムラができている状態で,まだ「美しい」とまではいかないそうです。どちらかといえば,白っぽい3匹は,金魚すくいで見たことがない感じがして,きれいだそうです。
 さてこの子たち,どれが一番きれいに育つのでしょうか??機会があれば子供たちに写真でも撮らせてご紹介できたらと思っています。
8月22日 木曜日
 今はケースAに6匹,ケースBに5匹という形で金魚が収納されておりますが,大きさにずいぶんと個体差が出てきたようです。ということで夏休み明けにケースを4つにし,大きさ別飼育にしていきます。
 最終的に一番美しくなる金魚は成長のはやいものなのか,それともそうでもないものなのか……。いろいろなところに興味のネタが転がっていて,ますます楽しくなりそうな予感です。
 金魚はカブトムシやクワガタに比べて,ずいぶんと丈夫な生き物のような気がしています。多分水温38度までは耐えられそう。今夏の水温はマックス33度でした。
8月20日 火曜日
 8月5日時点で暑さのピークを越えたと思ったのは,大間違いでした。理科室の今夏最高気温は36度。金魚は……。生きておりました。ずいぶんと赤く色づいているらしく,金魚らしくなってきたと,周囲の先生方が教えてくださいました。いよいよ夏休み明けを迎えます。11匹の金魚,ガンガン大きくしていきます。
8月5日 月曜日
 今年の暑さはピークを過ぎました。暑い暑いとはいえ,去年よりはずいぶんと気温の低い夏です。
 ところで,私は,勤務している小学校で校内放送の担当をしております。そうすると,
「去年の今日はどんな放送をしていたかな?」
「去年の今頃は,どんな放送をしていたかな?」
ということが,ふと気になったりします。調べてみると……。
 去年は6月末から毎日のように,
「校庭の気温が35度を超えましたので,休み時間は教室や図書室などの涼しい場所で過ごしてください。休み時間には必ず水分補給をするようにしてください。」
という放送を流しておりました。今年はこのような放送は1回もありませんでした。去年は理科室の温度が38度を超えましたが,今年は33度止まりです。
 さてさて,全国的な統計からしますと,一年で一番平均気温が高い日は,8月5日,6日のいずれかということになります。ここからは気温が下降傾向をたどるわけですね。ということで今年の秋は例年より早めにやって来るでしょう。金魚君たちも多分超元気に大きくなってくれそうです。
8月2日 金曜日
 夏休み中につき,エサは1日3回となりました。子供たちがいる時には,1日8回とか10回とか,いやいやもっとかもしれませんが,休み明けまでこんな調子で我慢していただきます。本当,金魚にしてみたら金魚迷惑な話です。
 理科室に,ネコ型音声温湿度計を置いています。昨日は34度,今日は35度……。電源が入っていると,明るさを感知して,15分に一度くらい,いろんなことをしゃべります。今は突然,「いやだぁ!!」とか「死ぬぅ!!」とか「助けてぇ!!」などと言い続けています。この音声温湿度計,視覚障碍者にとってはめちゃくちゃ便利です。日本点字図書館等で売っていますので,訪れることがありましたら,是非,用具事業部で実物をご覧になってください。子供たちがお気に入りな感じで,ドラネコ君より人気が高いカモ……。
7月29日 月曜日
 金魚は11匹,めちゃくちゃ元気です。ドラネコ氏の百人一首の一番弟子,6年生のOさんが中心となり,毎日毎日エサを与えまくった結果,一番大きなものが,体長6センチを超えました!!口の周りが,フナ色から若干赤味がかってきたとのことです。体長6センチといっても,長くてふわっと広がる尾鰭に肉団子がくっついている感じで,金魚すくいにこの金魚がいたとしても,重くて救えない程度にまで育っております。本当はスラーっと長い方が,最終的には体長は長くなるのですが,肉団子が野球ボール→ソフトボール→ラグビーボール……みたいなのも楽しくていいかなぁ……みたいな。